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【練習してるけど勝てない人】試合で勝つ為の練習メニューの考え方〜基礎練と応用練の比率〜前編

おはようございます、まつもです😊
朝6時から気合を入れて記事を書いています!
#28歳ですでに老後の朝

今日の夕方に地元で練習会があるんですが
メニューを考えていたときに「このテーマみんな興味あるかもな?」
と思ったので一旦整理したいと思います。
#重要度で言うと上の中

▼試合につながる練習とは?

長くなりそうなので結論から話します。
結論としては「実践→基礎→実践→基礎→実践」
小刻みに変わるスタイルが良いと思います!

1番の大きな理由としては
多くの場合「基礎練習が実践(試合)に繋がってないな」と思う場面が多いからです。

結構フワフワと話して分かりにくいので
自分の具体的な話をしてから説明をしたいと思います。

▼球は速くなった、体は強くなった「だから何?」

僕の高校2〜3年生の話をしようと思います。
自分たちの代になって最初の夏の県大会(8月)で僕は個人戦で県大会で優勝しました。
しかし、3年生の高総体の個人戦の結果はベスト32。

「優勝→ベスト32」その時の対戦相手の相性はあると思います。
しかし、成績は大きく下がっています。
じゃあ練習をサボっていたかというとそういうわけではありません。
むしろ「インターハイに行くぞ」と思って気合い入りまくり🔥

でも、今考えると「そもそもの考え方」が良くなかったと思ってます。

僕のタイプは真面目で一生懸命
#今もあんまり変わっていない
「基礎練習を沢山すれば強くなる」と思っていたタイプです笑

なので基礎8:応用・実践2ぐらいのイメージ。
自主練をするとすれば基本的に1本打ち、意識していたことは

■いかに下半身を使って速いボール、鋭いボールを打てるか
■毎回同じようなフォームで安定して打てるか
■自分が狙ったコース(できれば厳しい場所)に打てるか

「私も同じだな〜」と思って人も多いのではないでしょうか?
それは「勝てない人の考え方」だと今の僕は思います。

▼練習量増で自信をなくすという負のループ

もう少し昔の話を続けます。
先程言ったように僕の1年間の成績の変化は
「県大会優勝→県大会ベスト32」

しかし、球のスピードは明らかに速くなっていたし
フットワークも明らか良くなっていた。

でも「試合で勝てない」
→試合で勝てないから自信がなくなる
→自信がなくなるから「もっと練習しないと」と思う
→更に速く、鋭く、狭いコースに!となる
→また試合で勝てなくなるという負のループ

みなさんもこんな経験ありませんか?
「明らかに強くなっているのに勝てない」というのは
多くの人が思っているのではないですか?

僕が思うにこれは
「強くする場所が間違っている」と思っています。
そこに気づくことができれば僕はもっと勝てたのでは?。
#でもその反省が今の僕を作っている

▼強くなってるのに勝てないのはなぜ?

やっと本題に近づいてきました笑
打てるようになってるのに勝てないのは
結論としては「試合で勝つためには別の要素が必要だから」です。

もっと簡単に言うと「打てる」というのは
「数学のテストでいう基礎的な計算(足し算、引き算)みたいなものだから」です!

僕がやっていたことと言うのは
「究極まで計算スピートと正確性を上げるけど、
それじゃあ応用問題は解けないし点数上がらないよね」みたいな感じです(涙)
#早く教えてくれ

みんな勉強では分かっているけど
スポーツではやってしまいがちなミスだと思います。

数学に置き換えると点数を取る為に必要な力は
①基礎学力:基本的な計算を素早く正確に行う力
②分析力:問題を正確に読み取りや状況に応じた判断する力
③応用力:②を元にして必要な公式を使ったり計算したりする力
④問題把握力:事前にどのような問題が出るのかを把握し、目標点数を取るために必要な①〜③を見極める

これをテニスで置き換えると※()内は数学での説明
①基礎的な力(基礎力):ボールのスピードやサーブ、ボレーなどの基本的技術の力
②相手を分析する力(分析力):相手のタイプ(パワー、ロビング、小技など)や陣形を見て分析をする力
③試合で勝ちきる力(応用力):相手を分析したデータを元にして、試合で勝つために自分の手札(技術)を出していく力
④目標達成に必要なものを知る力(問題把握力):自分の目標に対して必要な①〜③を正確に知る力

この様になるかと、すると分かることは
『スピードを上げるとか、フォームを固めるとかはあくまで
①を極めてるだけで②と③のレベルも上げないと試合勝てなくね』という事です。
#過去を振り返って絶望

▼①〜④のソフトテニスにおける具体例

では、ソフトテニスでいう②と③
②相手を分析する力(分析力)と
③試合で勝つ力(応用力)と
④目標達成に必要なものを知る力(問題把握力)を
どのように鍛えれば良いのかを説明します。
#待ってましたまつも先生

結論から言うと
【②相手を分析する力(分析力)】はほぼ90%答えが出ていて
■相手のバックを狙う
■相手の弱い方を狙う
■短いボール(ショートボール、ツイスト)や遠いボール(ロビング)などで走らせる

大きくこの3つになります!

次に【③の試合で勝つ力(応用力)】は
■相手前衛を見ながらでも、乱打のようなボールを打つ
■イレギュラーや多少崩れてもコートに収める
■ゲームがリードされていてプレッシャーがかかってもなんとかする
■味方が調子が悪いときにカバーする
■悪天候(雨、風、コート環境)
■緊張して体動かなくてもパフォーマンスの上下を抑える

最後に【④目標達成に必要なものを知る力(問題把握力)】は
■対戦相手の情報を入手(今なら動画)
■本番の試合前に対戦、練習して「体感」しておく
■試合前、事前に頭の中でシュミレーションしておく
■シュミレーションをもとにして対策練習をする
■自分よりも上級者に依頼して一緒に考えてもらう

②〜④の詳しい解説はこの様になると思います!
#何か気づきはありませんか?

後半に続く!!


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