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福祉×デザインで商業施設の仮囲いに彩りを

こんにちは。長い長い冬が終わり、春はもうすぐそこですね!

JR八王子駅すぐの複合商業施設「八王子オクトーレ」さん1階にて、新たな仮囲いペイントを想造楽工で制作させていただきました。

(想造楽工とは、福祉施設に通う方々にイラストレーターとなってもらい協働するデザインチームです。自社プロダクト制作・受注制作を行い、障害のある方へ絵を描くお仕事の創出を目指しています)

いきなり、完成系!

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全長15mの大きな仮囲いを、植物の絵たちで飾りました。

原画は就労継続支援B型事業所しあわせのたね、菅光輝さんです。
想造楽工では月に2回、福祉施設利用者さんたちとの絵の制作を行なっています。みつきくんとは何回も一緒に制作を重ね、コツコツと、相当な量の絵を描いてくれました。

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どの絵もユーモアたっぷりで楽しそう。

回を重ねるたびにお互い、求められてることが掴めてきて、どんどんスムーズに、世界観が固まって行きました。

みつきくんの場合は、「自由に描いて」と言われると困ってしまうというか、こちらが的確にモチーフやサイズを指定して伝えることでそれをスラスラと描いてくれます。何時間でも集中力を切らさず描き続けることができます。そしてその絵のあまりの可愛らしさに、毎回涙が出そうになります。
想造楽工のエースを務めてくれている、素晴らしいイラストレーターさんです。
(作品色々、instagramでご紹介してます。よければみてネ。)
https://www.instagram.com/sozogakko/

描いてもらった絵は一旦お預かりし、選定してデザイン作業を組み合わせることで完成させます。想造楽工ではイラストレーションとデザインは、対等なビジネスパートナーだと考えています。
イラストレーションの持つ唯一無二の感性に、デザインの持つ客観性・理性を加え、お互いに補い合うことで完成度と世界観の双方を担保していこうという考えです。

近隣の店舗の雰囲気や客層を加味して色やトーンを決め、壁に二日間で模写して完成させました。

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壁に絵を描いていると、たくさんの通行人の方が話しかけてくれます。
想造楽工の内容を話すと嬉しい言葉もあれば、おや、という反応も。
障害の有無に限らず、性別も年齢も職業も、誰しもが様々な属性を持っているわけだけど、
属性が言葉となり行動になると、そこには色んな感情が混ざって、善し悪しや優劣といったものがついてくる。

色んな考え方があるよ、とは分かっていても、
こう受け取ってほしいな、と期待を込めちゃっている自分もいるから、そうでない反応を受けると少なからず落ち込んだりしてしまう。

物事への解釈は十人十色で当然だ。
なるべく柔らかく受け止めて咀嚼した上で、軸をぶらさずまっすぐ進んでいきたいと思いました。


完成した後、みつきくんとご家族さんが見に来てくれました。御宅に呼んでくださったり、本当に優しくてあたたかなご一家です。「写真掲載大歓迎でーす!」とのママさんのお言葉受けて、お写真掲載します。

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見ているだけで癒されるし、家族の絆に尊敬します。
はしゃいで記念撮影したり、オクトーレ職員さんにもご紹介できました。
(その夜お姉さんから、みつきくんの絵日記に私とオクトーレ社員さんの絵が描いてあったとご連絡をもらいました...うれしい)

それぞれの持ち味を掛け合わせ、一緒に仕事をする。
その先にあるのは互いの尊重と何倍にも膨らんだ達成感、喜び。


そんなわけで八王子オクトーレの仮囲い、ぜひぜひご覧ください。
春らしい、楽しい植物や虫たちの世界にきっと癒されます!

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・イラスト: 菅光輝
・協力: NPO法人しあわせのたね
・写真: 山本陸
・八王子オクトーレ:〒192-0083 東京都八王子市旭町9-1

想造楽工WEB:https://sozogakko.com


ありがとうございます!!
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「多世代・多業種の協働」をモットーにデザイン・アートプロジェクトを実施する会社です。 障害を持つイラストレーターとのデザインチーム「想造楽工」を主催しています。 ニューモア→https://newmor.net 想造楽工→https://sozogakko.com