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復刊希望!ノベルス作品レビュー

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かつては珍しくもなかった新書判の小説たち。今ではすっかり見かけなくなったそれらの作品の中から、改めて世に問いたい小説を紹介します。(完結済)
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中西智明 著 『消失!』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.1

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

氷川透 著 『人魚とミノタウロス』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.2

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

佐藤友哉 著 『鏡姉妹と飛ぶ教室』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.3

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

殊能将之 著 『黒い仏』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.4

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

千澤のり子 著 『シンフォニック・ロスト』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.5

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

司城志朗 著『そして犯人もいなくなった』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.6

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

法月綸太郎 著『ふたたび赤い悪夢』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.7

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャンル、多彩な作品が刊行され、中にはノベルスでしか読めない傑作もある。今、改めて読み直したい。そんなノベルス作品を追いかけて、リレー形式でノベルスの傑作群を紹介していきます。毎週金曜更新予定。  今回紹介するのは、法月綸太郎『ふたたび赤い悪夢』である。名探偵法月綸太郎が活躍するシリーズの第五作目で、法月作品の中で一二を争う厚さのある長編である。法月綸太郎シリーズはどこから読みはじめてもそこま

矢野龍王 著『極限推理コロシアム』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.8

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

多島斗志之 著『〈移情閣〉ゲーム』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.9

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

古泉迦十 著『火蛾』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.10

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

麻耶雄嵩 著『名探偵 木更津悠也』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.11

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

倉阪鬼一郎 著『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no…

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

積木鏡介 著『芙路魅 Fujimi』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.13

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャン…

清涼院流水 著『19ボックス 新みすてり創世記』 復刊希望!ノベルス作品レビュー no.14

 書店から次々と姿を消しつつある新書判の小説「ノベルス」。全盛期には各社から様々なジャンル、多彩な作品が刊行され、中にはノベルスでしか読めない傑作もある。今、改めて読み直したい。そんなノベルス作品を追いかけて、リレー形式でノベルスの傑作群を紹介していきます。毎週金曜更新予定。  ノベルスの衰微と時を同じくして起こったのは、電子書籍の勃興だった。  ……なんてふうに書くとちょっと雑かもしれないが、だが事実としてKindleの発売は2007年。当時はまだ講談社ノベルスも旺盛な刊