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ロスト・ケア

 映画鑑賞は映画館でグレムリンを観てからの趣味なのでかれこれ四半世紀以上の趣味
今年だけですでに10作品以上観ている
 今日は《ロスト・ケア》を鑑賞
今年に入って原作を先に読んで、映像化されたモノが見たくなったのは《母性》の次にこの作品
原作では社会問題の方が色濃く書かれていたような気がしたが、映画では家族問題が主体になって紡ぎ出されていた
 結局のところ社会問題は実は家庭問題と繋がっていると言う事なんだろうけど
《PLAN75》では冒頭にセンセーショナルなあの事件を彷彿とされるシーンが使われていたが、ロスト・ケアでは日常のどこにでもありうる一つ一つの家族の不安定さが垣間見る構成が続き大きな塊[家族問題]になる
 今月は各地の地方議員選が行われる事もあって、どの候補者も『介護と子育て』に力をいれると良く耳にする
全候補者はこの映画を一度見てもらいたいと言って回りたいくらい本気で行政の根底の見直しをして欲しい
 劇中、原作小説中に【安全地帯にいる人】【穴に落ちた人】と【ぎりぎりの淵にいる人】と3種類の人種が出てくるが【ぎりぎりの淵にいる人】はまだ救える可能性があるからこそ放置されやすい

 ふと、私はどの人種にあたるのかと考えてみたり

こんな簡単な感想しか言えない自分が恥ずかしいが、今日感じた事は私の一部となったので良しとしておこうと思った。

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