相手を受け入れること。ピリピ 2:4,5
おのおの、自分のことばかりでなく、他人のことも考えなさい。 キリスト・イエスにあっていだいているのと同じ思いを、あなたがたの間でも互に生かしなさい。
ピリピ人への手紙 2:4,5
パウロはその書簡で、度々「一致」を訴えかけています。
人の集団が一致するためには、ただ”同じ神様を信じている”というだけでなく、より具体的な考え方・方針でも一致する必要があります。
その考え方・方針を実践していくためには、支え合い補い合う人間関係・信頼関係も必要です。
ちょうどいま、北京で冬季オリンピックが行われています。
日本で最近特に話題になるのが、「カーリング」という競技です。
https://toyotatimes.jp/spotlights/1002.html
この記事の中で、カーリングチームの選手がカーリングのことを「置きたいところに置けない将棋」と表現しているのは、なるほど!と思いました。
また、チーム内のコミュニケーションについて、次のように話しています。
絶対に相手を否定しないこと。どんな意見に対しても「なるほどね」「そうだね」と一度受け止め、選択肢を広げる目的で「こういうアイデアもあるよ」と意見するようにしています。
人の集団がチームとして一致して働くためには、とても大事なことです。
「そだねー」という言葉も、本人たちは意識して使っていたのではなく、チームワークを目指した過程で自然に出てきたものだそうです。常に相手を受け入れようという姿勢から、口癖のようになっていったそうです。メディアで取り上げられるまで、口癖のように多用していることにも気づいていなかったそうです。
いつでも自然に相手を受け入れられる姿勢を身に着けられるように、「そうだね」を意識して使ってみるのもよいかも知れませんね。