考え方を変えることによって、新しい人になる。

「この世の人々の生活や考え方をまねてはいけません。むしろ、神に喜ばれることは何かを思いながら、なすこと考えることすべての面で生き生きとした、全く新しい人となりなさい。」ローマ人への手紙１２：２　リビングバイブル

預言者エリヤは、バアルの預言者たちとの対決に、神様の大いなる奇跡によって勝利しました。神様から使命を与えられたエリヤは、神様を信頼し、恐れることなど知らないかのようです。（列王記上１８章）

しかし、イゼベルの脅しの言葉を聞いたエリヤは、なんと、自分の従者も置き去りにして逃げたのです。そして、「自分の命が絶えるのを願った（列王記上１９章）」のです。そんなエリヤに神様は、睡眠と栄養をお与えになり、「どうしたの？」と声をかけられ、また新たな使命と約束をお与えになりました。

このエリヤのアップ＆ダウンは、他人事に思えません。私たちもやる気に満ち、上手くいっている時もあります。酷く落ち込んで「もうダメだ。」と思ってしまうこともあります。

私たちにとってのイゼベル・・・恐れや不安のもとは、できれば避けたいものです。しかし、「恐れや不安のない人生」などないのだ、ということに私たちは気づいてもいます。

神様は、エリヤにされたように、私たちにも休息と安心と希望を与えてくださいます。不安や恐れにとらわれてしまう私たちの目と心を、神様に向けてくださるのです。今日、私たちの思いの中には何があるでしょうか。私たちが神様を思い、神様に与えられたそれぞれの使命を思うなら、恐れのない生き方ができるでしょう。