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光と私のストーリー vol.1 田中宏宣さんのbefore after

モダンミステリースクールジャパン(以下: MMS)公認ガイドの皆さんに、スクールと出会う前後のご自身について独占インタビュー!なぜ形而上学を学ぼうと思ったのか。どのように人生が変化していったのか。現在も光の輪を広げ続ける、ベテランガイドの皆さんが体験したbefore afterを教えていただきました。



太陽星座…水瓶/月星座…魚/アセンダント…射手

田中宏宣(たなか・ひろのぶ)さん
「10代から形而上学を学び始め、2018年よりMMS公認ガイドとして活動中。ヒーラーズアカデミー1 で出会った妻とは24歳差で、結婚9年目です。夫婦で仲良くライトワークに励んでいます」


コーヒー片手に辿り着いたのは、真っ白な空間。


ー MMSと出会ったきっかけは?

大学生の頃、mixiの "コミュニティ" で「スピリチュアル好き」のカテゴリーがあったんですよ。当時から目に見えない世界に興味があり、そういう人たちと話してみたかったので片っ端から友達申請してて(笑)。そこで京都のガイドさんと繋がったのがきっかけですね。当時名古屋に住んでいたんですけど、その人から「アデプトというアセンション※するための切符がありますよ」という内容の、すごくエネルギーの込められた長文メッセージが届いて。「受けてみるか〜」って感じで、一泊二日で京都に行きました。
※アセンション…上昇すること。次元上昇。

ー 見ず知らずの人なのにすごいですね。京都駅に着いて、そのままサロンに?

メッセージで「サロンの近くにスタバあるから休めるよ」と言われたので、なんとなく寄って、飲めないコーヒー片手に現地へ向かったんですよ。それで玄関から入ったら、壁も床もラグも真っ白な、窓ひとつない異空間で。

おもむろに近くにあったピアノを弾き始める宏宣さん。

ー そんな不思議な部屋に通されて、怖くなかったんですか?

恐怖心は無かったですね。それよりも神聖さを感じました。金額とかも、まあそんなもんだろうと納得してから京都に来ていたので。でも一方で、ガイドさん本人はハツラツとした方で(笑)。最初に、僕が床に置いたコーヒーを急に指して「それ飲む?飲まない?」と聞かれて、まだひと口も飲んでいないけど「飲みません」と答えると、そのまま片付けていただいて。元々全然コーヒー飲めないのに買ったものだったので、「もしかしてそれがわかっているのかな?超能力者かな?」と内心ワクワクしていました。

ー なぜか買ってしまったことを、さっそく見破られたんですね(笑)。

質問の時間には「人格とかパーソナリティと、個性っていうのは何が違うのか」と聞くと、「人格は人格!」ときっぱり言ってくださって。今思えば何を聞きたいのか曖昧な質問なので、そうとしか答えようがないと思うのですが。アデプトは座学もあるので、ホワイトボードで説明される内容をひたすら座ってノート取って、ってやってたんですけど、ホワイトボードの後ろに祭壇があって。そこにイシス神※がいるのがわかったから、講義に集中できなくて。
※イシス神…エジプト神話において豊穣を司る、愛と叡智の女神。

ー え?見えたんですか?

主観的な当時の感覚なので、事実として受け取ってもらいたくはないんですけれど、見えたというか・・・いたのがわかって、祭壇のほうをチラチラ見てしまってて、ガイドさんに「大丈夫?集中してる?」とよく注意されましたね(笑)。自分は全然問題ないのに、なんでそんなに気にしてくれるんだろう?って思っていましたが、思い返せば講義も聞かずに上の空に見えたでしょうから、心配してくれていたのかなと。


ごく普通の大学生だった自分。

ー かつての宏宣さんは一体どんな人だったのか気になります。

普通の大学生ですね。テニス好きな名古屋の少年って感じです。昔から悩んでる人を見ると普通以上に悩んじゃうとか、色々と感じやすい節はありましたが、それだと相手の気持ちに同調して一緒に悩んでいるだけで。ただの同情だけでは、その先へ進めないんですよね。そういえば、将来はカウンセラーになりたいと思っていた頃もあったんです。学生時代から友達の相談に乗るのも好きでした。「彼女が何考えてるかわからない〜」とか、至って普通の恋愛相談が多かったですけどね。

ー 人の悩みを聞いたり、相談に応じたりっていう以前からの経験が、今のライトワークにも活かされていると?

今もクライアントさんのお話は聞かせていただくことが多いけれど、やっぱりそれだけじゃ変わらないので。アクティベーションやイニシエーション等で根本的な解決を促せるという点では、ガイドになってよかったなと思います。そもそも絶対的に正しいかどうかわからないのに正解を決めてしまう、いわゆる「先生」という役割が嫌いだったんですよね。学生の頃から暴力教師とか色々な先生がいて、やたらと怒ってきたり命令してきたり。

ー 京都や、当時住んでいた名古屋のガイドさんたちはどうでしたか?

「先生」という感じは無かったですね。でもなんか本物だって思った理由があって。それまで会ってきたスピリチュアル系の人たちって、その人自身の体験を話すとか、どう感じたとか、それだけだったけど、MMSのガイドさんはそうではなくて初めてロジックで、体系立てて "スピリチュアル" を説明してくれているなと。

ー いわゆる一般教育の最中である学生時代に "形而上学" と出会った宏宣さんですが、大学では何を専攻されていたんですか?

経済学部の開発経済学という分野で、貧困を解決する学問のゼミにいました。当時のゼミの先生に、ここで色々とみんなで勉強しているけど、本当にこれで社会を救えるのでしょうか?というような質問をしたら「田中くん、それは突かれると痛いところだよ」と言われたのを覚えています。

ー とても正直なコメントですね。

はい。もしかしたら先生もどこかで疑問を抱いていたのかもしれない。僕も小学生の頃から世界を平和にしたいなって考えていて、UNDP(国連開発計画)とかで働きたくて進学したんですけど、増えていく知識に比例して、"この道じゃない" と思うようになりましたね。

「イマジン」を演奏中。エアピアノが上手。

それで大学を辞めて、名古屋の実家を出て東京に来て、妻と暮らし始めました。家族は僕の変化にとても心配していたと思います(笑)。


見えない光がもたらす、目に見える変化。

ー 自分自身よりも、ご家族や周りの方のほうが宏宣さんの変化に気付いて、驚いていたかもしれませんね。

そうですね、髪型とかもコロコロ変わっていくし・・・。ちなみに母は僕から、姉は妻からアデプトを受けました。お父さんはまだちょっと恥ずかしいみたい(笑)。アクティベーション後は「なんかスッキリした」とか言っていましたけど、今は夫婦仲や家の雰囲気も良くなって、みんな仕事も順調そうで何よりです。姉は国家試験に受かって希望の就職先へ。ずっとやりたかったというモデル業をしたり、良いパートナーさんにも恵まれたようで、昨年結婚しました。

ー ご家族も変化していったんですね。確かに、先ほど昔のお写真を見せていただきましたが、宏宣さんの変貌っぷりがすごい。

今の自分の髪の毛、大好きです。僕にとっては12年越しに挑戦できた髪型で。ずっとパーマをかけたかったんだけど、なんだかめんどくさかったり、使っているシャンプーが合わなかったり。沖縄にもクライアントさんがいるので出張へ行くのですが、ある日泊まったホテルでとても良いシャンプーに出会えて、髪質が整ったので実現できました!嬉しかったなあ。

ー 時期としては2011年〜2023年の変化とのことですが、こうして並べてみると一目瞭然ですね。これもいわゆる "本当のやりたいことに気付く" 、ということなのでしょうか。

シンプルに、内が変われば外も変わるものなんでしょうね。変えようという意識ではなくて、ヘアスタイルやファッションを気ままに楽しんでいる、この感覚が好き。このカラーレンズの眼鏡も、眼鏡屋さんには「普段使いはやめた方がいいよ」と言われたけど(笑)、お気に入りです。

ー 宏宣さんの柔らか〜い自由な雰囲気に、とてもよくお似合いです。

えへへ。ありがとうございます。

SNSをきっかけに、若くしてライトワーカーとしての歩みを始めた宏宣さん。次にお会いする時にはどんなヘアスタイルになっているのでしょうか。次回、vol.2もお楽しみに!


Text&Photo: saori uemura
Edit: mailove


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