自分を嫌いだったのは自分

久しぶりに夢をみた

場面は前の職場での会議
一参加者として円卓に座っている

会議は順調に進む
雰囲気も悪くない
参加者もリラックスしている

この部屋の中で緊張しているのは私だけ
「いつ当てられるかな」
「場に適した発言ができていただろうか」
「変な人って思われてないかな」
不安と焦りがとめどなく押し寄せる

ふと後輩の1人に目が止まる

こちらをみている
思ったことが顔に出やすい子なのだろう
バカにしたような表情
これまでも何度も見たことある顔

その表情をみて私の不安はピークになる

「嫌われたくない」
反射的に私はそう思った

相手に対する怒りでも反省でもなく
「嫌われたくない」その一心だった

会議後その後輩に自分から絡んでいく
自分のミスを帳消しにするために
嫌われていないことを確認するために

ヘラヘラして相手を褒めちぎる

そこで目が覚める

気分は最悪

会議が嫌い
後輩も嫌い

でも何よりも
オドオドしてヘラヘラする自分が嫌い

自分を嫌っていたのは自分

周りと一緒になって自分を虐める
なんてバカバカしいことをしてきたんだろう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?