謳い文句は食品ロス対策を進めるためのレガシー ここでも不祥事、大量の食品ロス発生させた東京五輪🍱🍱🍱🍱🍱🍱

選手の活躍にかき消されたが
これほど看板倒れの五輪はなかった

 偽りの看板に終わった「復興五輪」に始まり新型コロナ対策の「バブル方式」の崩壊に至るまで、オリンピック組織委員会が掲げた理念や目標と、全く乖離し、形骸化していたことを、これほど露呈した五輪もあるまい。ただ、普段なら大きな社会問題に発展するような数々の不祥事も、選手の活躍にかき消されてしまった感がある。

 その1つが開会式のスタッフ用弁当約4000食分が、まだ食べられるのに、捨てられてしまった問題だ。いわゆる食品ロスである。組織委は、開催に当たり策定した「持続可能性に配慮した運営計画」で、「食品ロス対策を進めるためのレガシー(遺産)とする」と謳っていたにもかかわらず、とんでもない失態を演じた。

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