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結局チームは1つが良い(その1)

 エンジニア組織のマネージメントをしています。

 現在所属している組織は、複数のプロジェクトに参画するためプロジェクト毎にチームがあります。これが最良な選択だと思うのですが、色々不便を感じる事もあります。それは主にチーム間の垣根の問題です。

 ①情報共有が足りない(完璧は不可能)。そのため同じような問題に遭遇する。主に技術や仕様に関する情報ですが、チーム運営に関する事などもあります。
 ②工数不足の時にヘルプしあう事にハードルがある。自チームの為にバッファを持ちたがったり、モチベーションが低くクオリティに影響する事もあります。
 ③チームリーダーの能力差がチーム力の差につながる。得手不得手は必ずあるので、チームにそのまま反映されてしまいます。思っていたよりリーダーの影響力が大きかったです。

 全て運用改善によって最小限に抑える努力はしていますが、完全に無くなることは無いとは感じています。
 解決するために考えた事は、チームを無くすです。1チームにしてしまえば、この問題は無くなります。
ただ別の問題はたくさん出でくるでしょうが、、
 
 単純にこんな事をしてしまっては大変ですので、少し工夫する事にしました。チームの必要な要素は残して、それ以外は無くしました。合わせてチームに所属しない横断するメンバーを置く事で、チーム感を抑える事にしました。

 具体的には、プロダクトの評価に直接関わる事はチームで対応し、共通部分はチームだけでは対応しないといった基本方針で作業を分けてみました。

次回に続きます。

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