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【スマホ時代の終焉なるか?】革新的AIデバイス"rabbit r1"

こんにちは。すえひろ@new_propagandaです。

世界最大級の家電見本市CES2024が開催されました。
近年は家電という枠組みに収まらず、ライフスタイル・ビジネススタイルを変革するガジェットがたくさん出ておりワクワクしますね!

さて、今回はニューAIガジェットrabbit r1を一緒にみていきましょう。
スマホの牙城を崩す切っ掛けとなり得るでしょうか?
参考動画:https://www.rabbit.tech/keynote

※画像も動画内から引用しています。


rabbit r1について

rabbit r1はAIスタートアップ企業のrabbit社がCES2024で発売したAIデバイスです。
創設者兼CEOであるJesse氏曰く「使い方を学ぶ必要がないほど直感的なコンピュータを作ること」を目標に製作されました。

従来型スマートフォンへの批判

Jesse氏は、現在のスマートフォンに搭載されるアプリベースのオペレーティングシステムの問題点として、アプリが多すぎること・複雑なインターフェースにより操作が難しいことを挙げています。
例えば、iPhoneユーザーがAndroidに乗り換えると操作に慣れるまでに一定時間がかかりますよね。現在のスマホは高機能ですが、使いこなすだけでも大きなハードルがあります。

またJesse氏は多くのトップランキングアプリがエンターテイメントに焦点を当てていることも批判しています。そのためrabbit r1は実用指向です。

新AI技術 "LAM"


にんじんのアイコンがかわいらしい

大規模アクションモデル(LAM)は、rabbit r1の中核となるAI技術であり、従来の大規模言語モデル(LLM)と比較して汎用性と適応性に優れています。
従来のAIデバイスが特定のタスクや機能に特化していたのに対し、LAMはユーザーの言葉を解釈し、さまざまなプラットフォームやアプリケーションにわたってタスクを実行できます。

例えば従来型のAIであれば「タクシーの予約サイトを開いて」「タクシー予約アプリを開いて」と指示するのが関の山でしょうか。
しかしrabbit r1は「明日の午前中にタクシーを予約して」と言えば、LAMはその要望を理解し、関連する複数のアプリケーションを自動的に操作してタクシーを予約します。

このように、より人間らしいやり取りをしながらゴールの曖昧な「雑用」をこなせることがrabbit r1最大の売りです。

デバイス構成

rabbit r1はタッチスクリーン、プッシュトークボタン、アナログスクロールホイールを備えます。
また360度回転するコンピュータビジョン対応カメラ「Rabbit Eye」が搭載されており、周囲環境の撮像データを使って雑用指示もできます。

BluetoothとWi-Fiに対応し、SIMカードを挿すことで4G LTE通信が可能です。

気になるお値段は?

さて、ここまで便利でも「バカ高いと手が出ない…」というのが現実。
価格を見ていきましょう!

近年の高性能スマホ、Apple, Samsung, SONYなどは700~1000USD(日本円で10~14万円)が当たり前の中で

なんとrabbit r1は199USD(3万円)なのです!
しかも買い切り

私は思わず二度見しました。笑

直接的な競合になるLLM搭載デバイスにはAi Pinなどがありますが、価格は699USD。
しかも月額サブスクリプション契約が必須。

初期投資のハードルの低さ、ランニングコストのかからなさ、
これなら失敗してもいいから買ってみてみよう!
と思えますよね。

さいごに

今回はLAM搭載のAIデバイス、rabbit r1を一緒に見ていきました。
時代は着実に進んでいますね。
日常生活をこの賢い"うさぎさん"と過ごす日々が当たり前になるかもしれませんね!

ここまでお読みいただきありがとうございました。
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