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グッときて行ってみた。

どうもスタッフの青木です。

寒さが一段と厳しくなってきましたね。最近では風邪もコロナもインフルエンザもと気をつけないといけないことが多いです。

私はこの時期になると「モツ鍋」の頻度が増えます。手間がかからないしニンニク、ニラ、辛さ(?)とかで免疫力がアップしそうです。皆様はいかがお過ごしですか?オススメの鍋料理があったら教えてくださいね。

さて、少し前に我が家にも「おちらしさん美術」が届きました。その中でグッときたチラシがこれです。

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「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」
赤い色味と衣装デザインのスケッチがタイトルを彷彿させる感じがします。
私は舞台や展覧会を観に行くのにチラシのデザインが直感的にグッとくるかどうかで選んでます。今回はこのチラシにグッときたので行ってみました。

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会場は東京都現代美術館。
外観に迫りくるものを感じます。
左下の女性のバッグの「赤」が紅葉を引き立たせてくれます。

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美術館内の長い回廊。
時世の影響もあって館内は入場制限があります。
私は平日、朝一番の10時をwebで予約しました。この時間帯は人が少なく静かでオススメです。波の立ってないプールに足を入れるような喜びがあります。写真が斜めってるところはご愛敬。

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さて入場です。スマホのQRコードを提示し受付で読み取っていただきます。
技術は私の知らないところで進歩してるんですね。


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展示の内容を撮影してお伝えできないのですが、はっきり言いまして「大興奮」いたしました。(私は3時間くらい居座りました。)

石岡瑛子さんはPARCOのポスター、本の装丁などなどと色々と携わっておられるのですが、私が一番グッときたのが「衣装」です。
彼女曰く「私は衣装を作ってるのではなく、視覚言語を作ってるのだ。」との言葉通り、服飾から内面がドバドバと溢れ出してるような印象を受けました。
特に「ミシマ ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ」、「ドラキュラ」、「ザ・セル」、「落下の王国」、「忠臣蔵」、「ニーベルングの指輪」は大画面のスクリーン展示、実際の衣装展示もあいまって立ちすくんでしまいました。
実際に観に行ってもらえると私の興奮が少しでも伝わるのですが、下記の動画や記事で石岡さんの衣装の素晴らしさを味わっていただければと思います。

↓こちらの記事もオススメ。
石岡瑛子さん追悼 フランシス・コッポラの映画『ドラキュラ』〜不滅の愛を描く〜
https://novella.works/dracula-coppola
いかがでしたか?
金閣寺が真っ二つに割れるとか白雪姫のキュートな衣装とか舞台装置のような衣装が俳優とともに動くとか、、、衝撃的でしたね。
これで彼女の仕事ぶりが分かって頂けたのではないでしょうか。
それでも、実際の展示の方が身体的に受けるビリビリ感がスゴイです。
内容・ボリュームともに素晴らしい展示ですよ!


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観終わった後、興奮冷めやらぬまま美術館をウロウロしているとチラシコーナー発見。
なんだか素敵なチラシがたくさんあります。奥に見えるのは美術図書館ですね。

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おちらしさんのチラシも頑張ってます。(?)

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素敵なチラシをたくさん頂いてきました。
これらのチラシを肴にカフェで一服するとしましょう。


ご精読ありがとうございました。


「カフェで一服」は、後に「観劇後のウロウロ2」でご紹介いたします。

この回顧展オススメですよー。

「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」

会期:2020年11月14日(土)~2021年2月14日(日)
休館日:月曜日(11月23日、2021年1月11日は開館)、11月24日、12月28日-2021年1月1日、1月12日
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/地下2F
https://www.mot-art-museum.jp/
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、DNP大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網、パルコ
協力:公益財団法人DNP文化振興財団、劇団四季、資生堂、七彩
助成:オランダ王国大使館
後援:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/eiko-ishioka/

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