日々について

明日を思う私に明日はなく
昨日を思う私に昨日はない
私を考える私に明日はなく
私を考える私に昨日はない

歴史をなぞり、
愛するものの温もりや形を確かめる時、
激しい衝動としての魂を
しみじみと感じられるだろう

私が存在している衝動がどこにあるのか
これからどこにゆけばよいのか
人は独りで、つまりは得体の知れない心の内の爆発に対応し、一つずつ対処しながら、言葉が生まれるよりも早く生きていくしかないのである

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