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ホルモン愛が強過ぎる国語辞典

シロコロホルモンっておいしいですよね。
神奈川県厚木市の名物とのこと。
私は厚木にある高校に通っていたこともあって、シロコロ贔屓です。
メニューにあったら、つい頼んでしまいます。

焼きとん屋さんに行かない人には馴染みがないであろうシロコロホルモン。
シロとは大腸のことです。
焼くとコロコロとしたかたちになるからシロコロとのこと。
国語辞典には載っていないよね~と見てみました。

明鏡国語辞典 第三版

「やっぱりね」と思いました。
三省堂でも調べてみると、

三省堂国語辞典 第八版

「シロ」(牛・ブタなどの)大腸と書いてあります。

以前、こんな記事を書いた通り、

「三省堂国語辞典 第八版」は吞ん兵衛に優しいのですが、ホルモン好きにも大いに理解があるようです。
そこで、「ホルモン」を引いてみたら、

三省堂国語辞典 第八版

私の持っている辞典の中で、「三省堂国語辞典 第八版」だけが、

「いらない肉で、るもん〔=捨てるもの〕だから」という説は誤り。

と書いています。
この説はけっこう有名で、私も何回か聞いたことがあるから、「そうなんだ~」と思っていました。
それを「三省堂国語辞典 第八版」は、「誤り」と、明快に切り捨てています。

ホルモン焼きに関して、間違った認識が広がることは許さない!

という強い意志を感じます。
めっちゃホルモン好きじゃないですか!

ホルモンは栄養があるからホルモン。
誇りを持って焼きとん屋さんでシロコロホルモンを頼みましょう!


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