六月は紫式部の月!今から楽しむのがおすすめです
紫の実が美しい紫式部。秋の彩りのひとつです。
実がなる前には花が咲く。それが六月。
慎ましやかな花です。意識していないと、気づかないくらいに。
目立つことを嫌って漢文の知識すらひけらかさなかった、宮仕えの紫式部と重なります。
秋の実の方は堂々としている紫式部。紫式部が結実させたものといえば『源氏物語』。輝いているのもむべなるかな。
紫陽花に目移りする六月ですが、ぜひ紫式部の花も探してみてください。気持ちがほころぶ可憐さです。
紫式部は落葉低木。冬には、
葉を落とします。
冬を越した紫式部の実。紫は早春の光にも映えますね。
六月の花から愛でたい紫式部。
「わー、きれい」と足を止めて紫陽花を眺めた時、その蔭に咲いているかもしれませんよ。
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