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ワンポイントマクロ4-ローカルウィンドウ?

今、何回目のループなのか知る

皆さんこんにちは。
例えば、ループ処理の時途中で止まってしまって、「今何回目の処理なの?」と思うことありますよね。
そんな時は「ローカルウィンドウ」を表示させましょう!

◆ローカルウィンドウの表示の仕方

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VBE画面で①[表示]→②[ローカルウィンドウ]→ローカルウィンドウが開きます。
この状態で、SubとEnd Subの間にカーソルを置いてF8でステップイン実行してみましょう。

★1回F8を押すと次の図のように変数設定した文字が「式」のところに表示されます。

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何回かF8で実行していくと、変数に値が入ると「値」のところに表示されていくのがわかります。

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[mypath]にパスが入っていて、[cnt]に1が入っていて、[myFile]にファイル名が入っていることが確認できます。

★繰返し処理の部分では繰り返されるたびに、使われている変数の値が変わっていくのがわかります。

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F8で赤矢印のコードが実行されるとローカルウィンドウの[cnt] の値が変わり、青矢印のコードが実行されるとローカルウィンドウの[myFile] の値が変わります。

★ローカルウィンドウの値はマクロの実行が終了すると同時にClearされます。


ループ処理のところまで一気に実行させる

ループの直前まで一気に実行させたい場合は、
ストップしたいコードの左のグレー部分をクリックしてブレークポイントを設定します。

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その後、F5を押して実行するとブレークポイントのコードのところでマクロが停止します。
これを利用して、F5とF8をうまく使っていくと時間短縮にもなりとても便利です。

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★ブレークポイントを解除するには、もう一度同じところをクリックします。

きょうはここまでです。

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