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1-ファイルを指定して開くボタン(エクセルマクロ)

セルにファイル名を入力してボタンを押すとファイルが開く!

皆さんこんにちは。
「マクロルーティン」シリーズは皆さんにマクロを知っていただくために「導入部~基本的なコード」の内容となっており、知っておいてほしいコードの書き方に絞って書いています。
今回は基本を少し超えた内容をご紹介します。

◆やりたいこと
C4セルに入力したファイル名のファイルが開くボタンを作りたい。

◆ボタンを押したときに動くマクロ
★書く場所は「マクロルーティン#0」でご紹介してます。

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◆解説
・1行目 mypath = ThisWorkbook.Path
mypath ➡ 変数です
ThisWorkbook.Path ➡ ThisWorkbookとはマクロを書いているファイルをさしています。Pathは直前に書かれているThisWorkbookのパスのこと。
★よって、このマクロファイルが置いてあるフォルダのパスを変数mypathに入れています。

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・2行目
myfile = Range("C4").Value
これは大丈夫ですね。myfileという変数にC4の値をいれています。

・3行目
Workbooks.Open mypath & "¥" & myfile

Workbooks.Open ファイルのフルパス」でファイルが開きます。
mypath & "¥" & myfile」←ここがファイルのフルパスですね。
<Point>
★mypath と myfile の間には”¥”を忘れずに”&”でつなげます。
★ファイル名は拡張子まで指定します。

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皆さんお気づきのとおり、この書き方だとC4に書くファイル名はマクロを書いたファイルが置いてある同じ場所にあるファイルでないといけません。
ただ、今回は Workbooks.Open をご紹介したかったのです。

★次の図のようにC4にフルパスを記入するという決まりにするのなら、

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次のマクロのように2行で済むことになります。

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◆ボタンの作り方は大丈夫ですか?
図形を挿入したら右クリックでマクロの登録をします。

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今回は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました!


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