ニューラルワークス製品シリーズのご紹介
ニューラルワークスとは?
ニューラルワークス製品は、1987年に設立された米国ニューラルウェア社製で、全世界で幅広い用途で活用されている、ユーザーフレンドリーなインターフェース(ノーコード・汎用ディープラーニング解析ソフトウェア)で多層ニューラルネットワーク(ディープラーニング)モデルを開発できることを特徴とするソフトウェア・ブランドです[1]。
業務課題解決のためのデータ分析・活用からAIを活用したソリューション開発まで、国内外での幅広い領域で実績が豊富です。
ニューラルワークスPredict~ニューラルネットワークモデルの基本開発パッケージ
ニューラルワークスPredictは、ニューラルネットワーク解析に基づくデータ分析機能を提供します。蓄積されたデータから複雑な規則性を学習して、従来の統計分析手法よりも精度の高い予測、パターン判別モデルの構築や、データの可視化に基づくクラスタリング機能をもつ次世代ツールです。
Excelユーザーに慣れ親しんだ操作性
ニューラルワークスPredictは、分析/計画担当者向けとしてExcelアドイン、アプリケーション開発者向けとしてコマンドライン・インターフェイスを提供し、さらに統計分析やニューラルネットワークの高度な数理モデル構築の知識がなくても、最適化が可能なように設計されたツールです。
動作環境(Windows版)
Windows Vista 以上
Excel2010 以上
CPU Pentiumクラス以上
メモリー2GB以上(4GB推奨)
操作性
簡易なウイザードに従うだけでニューラルネットの世界へ
Excelアドインなので使いやすい
データ加工の自動化(文字列のコード化不要)
影響のある入力変数の自動選別(遺伝的アルゴリズム)
アプリケーション開発
コマンドラインインターフェイス(バッチ処理)
フラッシュコード(組み込みシステムへの応用)
バッチ処理によりExcelの制約を超えるデータ処理も可能
[お客様の声]
NeuralSight~業務に適用可能なベストモデルの探索を完全自動化
NeuralSightは、モデル構築作業の条件設定をGUIで設定することで、従来試行錯誤してきたパラメータ・チューニング作業を完全自動化し、その過程で得られたモデル群(数百~数千モデルを生成)から、運用に適用可能なモデルを、現場の感覚と照らしあわせながら、ビジュアルに選択可能にする最強ツールです。従って、開発生産性を極限まで高め、開発コストを大幅に抑えることができます。NeuralSightは、ニューラルワークスPredictの上位製品に位置づけられ、弊社がご提案する分析モデルに基づく課題解決ソリューションの成果を最大化します。
動作環境
NeuralWorks Predict
Java11 以上
メモリー8GB以上
[お客様の声]
Professional II/PLUS~ニューラルネットワークの学習に最適なGUI環境
ニューラルワークスProfessional II/PLUSは、世界標準レベルのプロフェッショナル向けニューラル・ネットワーク開発システムです。ニューラル・ネットワークを構築し、学習させ、洗練させながらニューラル・ネットワークによるソリューションを展開できます。
ニューラルワークスProfessional II/PLUSの特徴
インスタネット
インスタネットメニューは、28種類の主要なニューラル・ネットワーク・パラダイムや様々なパラメータから、望みのニューラル・ネットワークを作ることが出来ます。個々のニューラル・ネットワーク・パラダイムは、それぞれのオプションや特徴を持ち、細かく機能を規定できます。
たとえば、バックプロパゲーション・パラダイムは、標準、累積、正規化累積、デルタ・バー・デルタ(DBD)、拡張デルタ・バー・デルタ(EDBD)、クイックプロ、マックスプロ学習ルールやカスケード構造およびロジコン投影ネットワークもサポートしています。
他のネットワーク・パラダイムには、学習ベクトル量子化法、自己組織化マップ、一般逆行ネットワーク、遺伝的補強学習、確率的ネットワーク、回転対称基底関数ネットワーク, 対抗プロパゲーション、モジュラー・ネットワーク、リカレント・ネットワーク、補強学習、ファジィARTMAP (Adaptive Resonance Theoryマップ)や、以下の特別な目的のネットワーク、歴史的に重要なネットワークがあります:
ADALINE(Adaptive Linear Neuron)、双方向連結メモリ、箱入りブレイン・ステイト、ボルツマン、指定ランダム・サーチ、ハミング、ホップフィールド、マルチADALINE、パーセプトロン、再循環、スパシオ・テンポラル・パターン認識。
フラッシュ・コード
フラッシュ・コードによって、学習させたネットワークを展開できるANSI標準のCソースコードを生成できます。これにより別にハードウェアを必要とせず、エキスパート・システムやファジィ論理など他の技術と組み合わせてアプリケーションを開発できます。生成コードのライセンスは別途必要となります。
セーブベスト
セーブベストは過学習を防ぎます。指定された間隔でネットワークを評価し、最良のパフォーマンスのネットワークを保全します。パフォーマンスの評価は、R二乗、RMSエラー、平均分類率またはユーザ指定の評価方法にて行われます。これによりアプリケーションに合った評価基準でネットワークを学習させることができます。
隠れ層の最適化
非線形フィードフォワード・ネットワーク(バックプロパゲーション)に対する、セーブベスト(SaveBest)機能の拡張として、隠れ層の大きさを自動的に最適化します。個々の隠れユニットは、目的とする機能への貢献度によってランク付けられ、マイナスや最低限の貢献度のユニットは排除されます。小さな重みのネットワークを定期的に刈り込む機能として用いられます。
説明機能(ExplainNet)
ニューラル・ネットワークが行った決定について説明するユニークな機能です。ネットワークの出力に対して、どの入力パラメータが効果があったかを説明します。これは特にクレジット・ローン審査に有効で、ニューラルウェアが別途提供するユーテリティとともに、しっかりしたネットワーク構築のための変数選択に使用されます。
診断機能
ネットワークの評価をモニターしたり、問題の診断をするための多くの診断ツールが標準的に準備されています。個々の主要なネットワーク・パラダイムは特別のツールをもっていて、簡単に評価をみることが出来ます。もっと一般的なツールもニューラル・プローブ(NeuralProbe)によって作ることが出来ます。カスタム診断ツールは、ユーザーI/O拡張機能によってつくることができます。すべてのツールは簡単に使うことができます。
グラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)
どのハードウェア・プラットフォームでも、同じアイコン表示のツール・パレットとマウスでポイントできるメニューが使えます。ユーザ・インターフェイスはどの製品でも同じで、上位のプラットフォームに簡単に移行することができます。
バッチ・モード
ユーザ・コントロール機能は、バッチ・ファイルによってニューラル・ネットワーク開発を自動的に行う環境を提供します。Cで書かれたコントロ-ル・プログラムによって、ネットワークをロードし、学習させ、テストする一連の作業を行います。
プラットフォーム互換性
幅広いハードウェア・プラットフォームで動くだけでなく、ニューラルワークスProfessional II//PLUS のデータ・ファイルやネットワーク・ファイルは、それらのプラットフォーム間で互換性があります。これにより、異なったコンピュータを使用しているプロジェクトで、互いにデータやネットワーク・ファイルをそのまま共有できます。
柔軟な構造
インスタネット(InstaNet.) IDL言語を使って、ネットワーク構造をカスタマイズしたり、学習過程を開発したりすることが出来ます。インスタネットIDL言語は、ビルトインのテキスト・ベースのスクリプト機能で、ニューラル・ネットワークの様々な構造や特徴を作りあげることが出来ます。
強力なオプション
Designer Pack フラッシュ・コードのようにANSI標準Cソースコードを生成しますが、生成されたネットワークを再学習させることができます。
User-Defined Neuro- Dynamics 既存のニューラル・ネットワーク構造を手直ししたり、まったく新しいネットワークを作って組み込むことができます。
動作環境
Windows Vista 以上
CPU Pentiumクラス以上
メモリー2GB以上(4GB推奨)
NerualStudio.ai~モデリング・ライフサイクル全体におけるベストプラクティスをクラウドプラットフォームに集約
AIエンジンは、カスケード相関を使用してトレーニングされたフィードフォワード ニューラル ネットワークの独自の実装で構成されています。このエンジンには、入力値の分布を改善するための自動データ変換とモデル入力の遺伝的アルゴリズムによる変数選択による特徴エンジニアリングも組み込まれています。
何百もの最適化されたモデルを入手
モデル パラメーター空間とデータ空間をインテリジェントに探索し、選択したパフォーマンス 評価指標によってランク付けされた堅牢なモデルを生成します。
欠落したデータを置き換えるための推論コンポーネントを取得する
特許取得済みのテクノロジーとプライマリ モデル トレーニング データをコンポーネントに統合し、モデルのデプロイ時に欠落データを置き換えます。
複数の導入パスから選択
オンプレミスまたはクラウド アプリケーションに展開や、IoT マイクロコントローラーに埋め込むことができます。
データの準備
データをアップロードし、データ準備ジョブを開始します。モデリング用にデータが準備され、レポートにすべてのフィールドのステータスが表示され、値を置換するためのコンポーネントが作成されます。
ベンチマークモデルの作成
単一のベンチマーク モデルは迅速にトレーニングされ、モデルのパフォーマンスに対する入力変数の相対的な影響を示します。
モデルファクトリーを開始する
NeraulStudio.ai Factory は、数百のモデルを生成し、パフォーマンスによってランク付けする際に、データを分割し、モデル パラメーターを調整します。
モデルを機能させる
NeraulStudio.ai 上で新しいデータを使用して最高のモデルを実行する、あるいは必要な場所にモデルを展開します。
[お客様の声]
[1] ニューラルワークス製品FAQ
https://note.com/neuralworks/n/n8c7f642068e2
※弊社では、データ分析プロジェクトにまつわる様々なご相談に、過去20年以上に渡るプロジェクト経験に基づき、ご支援しています。社内セミナーの企画等、お気軽にご相談いただければ幸いです。
製品カタログ
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