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LINEスタンプを出してみて

こちら、久々の投稿になってしまいました。元気です。生きてます。

先日、ついに自作のLINEスタンプをリリースしました。

ヌパンダのぬっとしてるスタンプ


このパンダは中学生ぐらいからずっと描いてるやつで、今までもステッカーとか多少のグッズは作ったりしてましたが、キチンと商品として出すのはこれが初めて。
なんかやっと世に出せたなという親心にも似た思いで感慨深いです。

絵自体はクリエーターズスタンプが始まった頃(3年前ぐらい?)から描き始めて、途中何回か描き直しては放置…を繰り返してなかなか完成しなかった(汗)

仕事だとやっぱり納期とかがはっきりしてるからそれに合わせて完成させることができるのだけど、特に納期も何もない完全に自分の中だけのことだとこうも出来ないかというほど士気が上がらない…。
ちょっと描いては数ヶ月放置…の繰り返しで、友人からもまだかと聞かれてはそのうち…と答えるのが精一杯。
これに関しては、とにかく完成させる!世に出す!というとても低いハードルを設けて何とか完成させました。

実際スタンプを販売してみて、おそるおそるSNSで宣伝してみたら、予想以上に周りから反応をいただけた。

今付き合いのある友人知人はもちろんのこと、長いこと連絡をとってなかった旧友からもポンとスタンプが送られてきたりして、その感動たるや…!!
誰かが私の知らないところで友達や恋人や家族と私のスタンプを使ってコミュニケーションしてくれている。それがこんなにも嬉しいとは思わなかった。

何で仕事がきちんと完成させられるかといったら、それを待ってる人がちゃんと見えてるからで。
クライアントさん然り、その向こうにいるお客様然り。
一方で、自分で好き勝手作る制作物は、クライアントが自分自身だからどこまでも甘えられる。目標のハードルもどんどん低くなる。

いや、制作やペース自体はゆるくても構わないと思うのですが、でも、どんなにゆるくても、クライアントの自分を超えて、私はその向こうにいる人たちのことをちゃんと忘れずにいなくちゃな…。
本当に。またそれを実感。いや痛感。
なんでこんなに自分でいっぱいいっぱいなんだよ_ノ乙(、ン、)_

だから、それを忘れないために、手帳の隅にたわいもなく落書きするときも、付箋に走り書きでメモするときも、これ◯◯が見たら笑ってくれるかなとか、身近な誰かを思い浮かべるようにしたい。

でも、やっぱり何が最高に嬉しかったかといえば、みんなが面白がってスタンプを使ってくれたこと。

だから、もし周りの友人知人が、何か商品を出したり、イベントを企画したりしたとき、躊躇なく買ったり参加したり出来る身でいたい。
その制作物を最大限リスペクトしたい。

もちろんお金も時間も限りがあるので手当たり次第に…というわけにはいかないかれど、面白いと感じたものは素直に受け入れたいし、好きなものじゃなくても最大限興味を持ちたい。

これは今回のスタンプを通して本当に強く思った。
これからも私は細々とデザインやイラストを作り続けていくんだと思いますが、作り手でいる以上は、誰かの手から生まれたものを素直に楽しむこと、作り手への感謝と尊敬は常に持ち続けていくことが使命だなと。
なんか偉そうなこと言っちゃってるけど(笑)
これはいつだって忘れずにいたい。

#デザイン #イラスト #LINEスタンプ

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