2020夏アニメレビュー

　はいどうも～、佐藤オランユータンです！（YouTuber)　今回はですね、2020夏アニメをほぼ全て観終えたので、そのレビューを書きたいと思います。レビューと言ってもそんな大仰なモノでは無く、皆さんにオススメのアニメを紹介する程度のものです。なので、ネタバレは極力無くすようにしているのと、オタクを含め一般の方（オタクでは無いけどアニメは観るよって感じの方）にもオススメ出来るかを考えて作りました。
　それでは早速発表に移りたいのですが、私のレビューで不快になるかもしれない方々への謝罪を先にしておきます。どんな作品にもそれを好きな人が存在する事を僕は理解しています。自己と作品の間で何かしらの意味を見出し、完結し、カタルシスを得るというのも尊い事だとは思います。しかし僕は、評価を受けて世間一般に共有される事こそ作品の本懐だと思っていますので、このレビューを作成させていただきました。もし不快になるようでしたら、読むのを中止していただければと思います。
　それと、このレビューは２万字近くあります。上の黒子の写真は、このレビューを書き終えた時の僕です。誤謬が無いかの最終確認で本文を読み直した時、自分でも『読みたくねェ！！！！』と思いました。なので読みたい箇所だけ目次から飛んで読むのが良いと思います。もし全部読んでくれた猛者が居たらなんかあげます。

・評価基準

50点満点で、以下の６項目に分かれています。ちなみに５段階評価が６段階評価になったりして面倒だったので、０点はありません。同点となった場合は、なんとなくどっちが上かで決めました。

ストーリー：　話の面白さです。（10点）

作画：　絵の綺麗さだけでなく、動きの多さや芸術性も含めます。（10点）

萌え：　女の子が可愛いかどうかです。男キャラが萌える場合もあります。オタクは勿論多くの人にとって重要です。（５点）

テンポ：　話の進行速度が適切かどうかです。早過ぎても遅過ぎてもダメです。（５点）

キャラクター：　萌えとキャラクターの項目は似て非なるモノです。キャラそのものが魅力的かどうか　登場人物の行動原理が明確かどうか　掘り下げが適切になされているか等（５点）

不快感の無さ：　これはかなり大事です。観ていて不快、苦痛なアニメはそれだけで満足度が下がります。まぁ『ある』か『ない』かなので、大体どの作品もこの項目は満点です。（５点）

その他：　上記６項目に収まらない何かです。唯一性、コスパが良い、落ち着く（日常系）、劇中歌が良い（アイドル系）、ギャグが面白い、泣ける、アツい等です。勿論、全部満たして10点という事では無いです。（１０点）

第29位　GIBIATE

ストーリー　　　1/10
作画　　　　　　2/10
萌え　　　　　　1/5
テンポ　　　　　1/5
キャラクター　　1/5
不快感の無さ　　1/5
その他　　　　　1/10
合計　　　　　　8/50

　すみません、さっき言った事、嘘です。GIBIATE好きな人間は地球上に存在しません。
　戦国時代の侍だとか忍者だとかがバイオハザードの起きた現代にタイムスリップして、数少ない現代の生存者と共に、感染した元人間の化け物と戦うって感じなんですけど……このアニメにはツッコむ箇所があまりに多く列挙し切れないのですが、一番ヤバいのは話が何も解決しないで終幕するという点です。ストーリー以外の要素も本当に何も褒めるべき点が無いので、マジで観ない方が良いです。アニメに謝れ。

向いてる人：居ません。ガチで。

第28位　ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 第2期

ストーリー　　　3/10
作画　　　　　　4/10
萌え　　　　　　2/5
テンポ　　　　　2/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　2/5
その他　　　　　2/10
合計　　　　　 18/50

　魔法律家と呼ばれる者達が、『魔法律』と言う法律を武器にこの世に害を成す怨霊を裁き、成仏させるといった内容のアニメです。2004～08年にジャンプで連載していた漫画が何故か今になってアニメ化しました。第二期は、天才魔法律家ムヒョの助手・ロージーの成長にフォーカスを当てたものだったのですが、一期の頃からロージーが全く成長してなくて、ムヒョの足手纏いにしかなってない（それは言い過ぎかも）状況が20話ぐらい続くんですよね。ジャンプ作品の良さって主人公の成長だと思っているので、『これ本当にジャンプ？』って思いながら観てました。それとストーリーがあまりにも進展しておらず、主人公たちと敵対する勢力との関係が一期終了時点と全く変わっていないんですよ。24話で流石に終わると思ってたので、あまりに話が進まないまま20話らへんまで来た時は『これまさか打ち切りエンドか……？』と不安になりました。そしたらまだ１クールあると告げられ、モニターに正拳突きしました。

向いてる人：居ません。まぁでも魔法律の演出は閻魔大王を出したりして格好いいので、“そういうの” が好きなら観て下さい。僕は14歳なので大好きです。

第27位　食戟のソーマ 豪ノ皿

ストーリー　　　4/10
作画　　　　　　4/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　2/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　2/5
その他　　　　　3/10
合計　　　　　 22/50

　食戟のソーマの第５期ですね。食戟のソーマというこの作品は、終盤で失速した作品としてあまりに有名です。一期の頃は全項目満点の神の作品だったのですが……
　まず、お話の舞台が遠月学園（お料理学校）から世界（え？）になります。主人公・幸平創真の親父は最強の料理人（バキと同じだね）なのですが、ポッと出の新キャラにボコボコにされます。それがまず作品内のパワーバランスを崩壊させました。テンポがあまりに早すぎて、今までに登場したキャラクターが蔑ろにされていたのが本当に悲しかったです。包丁の代わりにチェーンソーで料理するとか……ギャグマンガかな？　ちなみに、春クールで２話まで放送した後にコロナで延期になりました。

向いてる人：居ません。でも前半のソーマは本当に面白いので、オススメです。

第26位　巨人族の花嫁

ストーリー　　　5/10
作画　　　　　　7/10
萌え　　　　　　2/5
テンポ　　　　　2/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　4/5
その他　　　　　2/10
合計　　　　　 25/50

　まずそもそも、評価を下すには尺が短いのと、性行為のシーンが音声も含めて完全にスキップされているという理由で、僧侶枠【『僧侶と交わる色欲の夜に…』を始めとするComicFestaアニメ(電子コミックレーベル「スクリーモのアニメ化作品」)の枠（ニコニコ大百科よりコピペ）】をランキングに含めるか迷ったのですが、まぁいいかって感じで含めました。このアニメは完全に女性向けです。内容に関して言うと、現代日本に住まう普通の男の子が、異世界の巨人の王子に召喚され、最初は嫌がってたけど色々あってお互いを愛し合うという内容です。スキップされてるからなのかも知れませんが、主人公が王子を愛すに至る過程が相当雑でした。まぁ、萌えるからとりあえず観れるってアニメが相当ある事を考えると、女性版のそれなのかも知れません。

向いてる人：BL好き

第25位　宇崎ちゃんは遊びたい！

ストーリー　　　5/10
作画　　　　　　6/10
萌え　　　　　　2/5
テンポ　　　　　4/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　2/5
その他　　　　　5/10
合計　　　　　 27/50

　献血のアレです。有名ですね。でもあの時宇崎を叩いていた女が、実は正解だったと知った時、俺は……。
　高校の時の後輩、宇崎花に大学で再会し、日常的にからかわれるようになる、といったお話です。まぁ特に言う事も無いので簡潔にしますと、まず萌えを期待して観ても何のリターンもありません。嘘、高校生の宇崎は萌えます。あと宇崎及び周囲の人間のウザさに耐えられるかのチャレンジには使えます。ただ、鳥取とコラボした回は相当気合入ってましたね。アニメで鳥取観光してる～みたいな気分に少しだけさせてくれました。
二期やるらしいですね。嘘だと言ってくれ……ッッッッ！！！！

向いてる人：日常系がめちゃくちゃ好きでどうしても新しい日常系を開拓したい人　鳥取県を愛している人

第24位　彼女、お借りします

ストーリー　　　3/10
作画　　　　　　8/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　4/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　1/5
その他　　　　　4/10
合計　　　　　 28/50

　半数以上のオタクが叩きに叩きまくった作品ですね。主人公の男が失恋のショックから『レンタル彼女』を利用したところから始まる恋愛……といった感じです。この作品の批判は枚挙に暇が無いですが、最も批判すべき点は、一番右の桜沢墨（CV．高橋李依）という女の子をビジュアル面でも性格面（大人しい）でも多くのオタクが期待していたにも拘らず、12話の内１話しか出なかった点ですね。モニター破壊しました。この作品の主人公はあまりにも不快で、それがこの作品が叩かれている主な理由なのですが、僕が最も不快だったのは『主人公の女性を見る目』です。意中の女性の事を考えている内に自慰行為を始めた時には、本当に驚きました（普通に汚いのでやめて欲しい）。そういう事をされると、その女性を好きな理由をいくら列挙したところで説得力が全く無いんですよね。登場人物がプラトニックラブ（肉体では無く、精神による恋愛）という言葉を使っているのを聞いた時には『え？　作者この言葉知っててこの物語作ってんの？』と唖然としました。

向いてる人：細かい事気にならずにキャラが可愛ければOKな人　恋愛モノならそれだけでOKな人

第23位　恋とプロデューサー～EVOL×LOVE～

ストーリー　　　6/10
作画　　　　　　8/10
萌え　　　　　　3/5
テンポ　　　　　3/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　4/5
その他　　　　　4/10
合計　　　　　 31/50

　女性向けアニメですね。主人公の女性・わたしと４人のイケメン、そういう構図です。EVOLと呼ばれる異能力を一部の者は使う事が出来、４人のイケメンがその力でわたしを守ってくれます。その異能を悪用する組織との対立でストーリーは進行するのですが、イケメンの内１人が謎に闇堕ちしたり、役割のよくわからない登場人物（まぁ、簡潔に言うと要らんキャラって事です）が多く、雰囲気で進めている感じが拭えませんでした。まぁこの４人以外のキャラも掘り下げると話の完成度は上がっても需要に応えたモノにはならないからでしょうが、それにしても話の雑さが気になりました。

向いてる人：女性で、話の細かい点は気にならないよ！って人

第22位　ド級編隊エグゼロス

ストーリー　　　5/10
作画　　　　　　4/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　4/5
キャラクター　　4/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　7/10
合計　　　　　 33/50

　ちゃんと24分あるエロアニメです。エロの力で異星人をなぎ倒すよーん、って感じのアニメです。正直、褒める点がほぼ無いです。前半は作画もかなり良かったのですが、後半から段々怪しくなり、特に11話はGIBIATEに並ぶレベルの作画崩壊をしていました（エロアニメで作画崩壊ってどこに向けたモンなんだよと）。加えてストーリーといったストーリーも無く、話がほぼ進展せずに毎話毎話同じ事をやっていたので苦痛でした。それでも星乃雲母 幼少期は、私を大変ニコニコさせてくれたので、感謝の意は述べておこうと思います。

向いてる人：エロアニメ大好きくん

第21位　天晴爛漫！

ストーリー　　　7/10
作画　　　　　　8/10
萌え　　　　　　3/5
テンポ　　　　　2/5
キャラクター　　4/5
不快感の無さ　　3/5
その他　　　　　7/10
合計　　　　　 34/50

　名作になり損ねた駄作です。19世紀終わりのアメリカで、日本人の天才メカニック天晴と侍の小雨が大陸横断レースに出るという話です。天晴は自らの力のみで作り上げた車でレースに参加します。前半は天晴がレース出場するまでなんですけど、このパートは本当に面白いです。レースが本当にアツいんですよね。この作品、最初観たとき『ジョジョ７部やん』って思ったのですが、レースのアツさが段違いだしバトルも無いし別モノだな、と思いました。が、なんと後半レースをほぼしないバトルアニメになります（え？）。バトルが面白いならまだ良かったのですが、ギル（最強）なる男が乱入して来て全員ぶっ飛ばした後、全員立ち上がってリベンジ！そしたら……なんか普通にぶっ飛ばせた！って感じでアニメが終了しました。フザけてる？　これ観るとレースしながらスタンドでバトルするジョジョ７部ってやっぱ神なんだなーって思いますね。
　ちなみに、３話まで放送した後にコロナで延期になりました。めちゃくちゃアツいところだったので、我慢させられた人はとても辛かったと思います。

向いてる人：レースもバトルも味わいたい！そんな人（ただし同時には味わえません）

第20位　オオカミさんは食べられたい

ストーリー　　　4/10
作画　　　　　　7/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　7/10
合計　　　　　 35/50

　今期僧侶枠の２つ目で、めちゃくちゃ短いです。10分くらいしかありません。まぁ短いので面白くは無いですが、秒で観れるのでオススメです。

向いてる人：高速で卑猥なアニメを観たい人

第19位　富豪刑事 Balance:UNLIMITED

ストーリー　　　8/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　2/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　4/5
その他　　　　　7/10
合計　　　　　 37/50

　45年程前の小説が原作のアニメです。無尽蔵の金を持つ男、神戸大助がとある事情で刑事となり、先輩の加藤春とツーマンセル（でもない）で事件を追う、と言った感じです。話は面白かったのですが、終盤のテンポが速すぎて適切では無かったな、といった印象です。このアニメは全11話（珍しい）で、２話までやった時点でコロナの影響による延期が発表され、つり球(全12話）の再放送が代わりに行われました。つまり、本来であれば12話編成であったが、放送の枠の調整により11話になったのではないか、と僕は考えています。まぁ事情が事情だから仕方無いけど、あと１話あれば傑作だったなぁ……という感じです。ですが、神戸大助が金の力で色々な障害をねじ伏せる様は、一見の価値があります。それと、ロリっ娘（CV．鬼頭明里）だと思わせてショタボーイ（CV．鬼頭明里）だった！という回がありました。そのボーイは殺害しておきました。

向いてる人：TIGER ＆ BUNNYが好きな人　刑事モノが好きな人

第18位　ノー・ガンズ・ライフ（第2期）

ストーリー　　　7/10
作画　　　　　　8/10
萌え　　　　　　3/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　6/10
合計　　　　　 37/50

　エクステンドと呼ばれる拡張技術で、自らの身体の一部をサイボーグ化し、戦闘を行う世界で、顔面を銃に取り換えた男が戦うハードボイルドなノリのアニメの二期です。一期はテンポも良くて結構好きだったんですけど、二期は話が全然進まなかったのが残念でした。ただ、エクステンドで透視出来るようにしたジジイが女を視姦する回はクソくだらなくて最高でした。ハードボイルドなノリのガチガチの戦闘の合間にああいうしょうもない話入れられると流石に面白いですね。

向いてる人：銃がめっちゃ好きな人　カウボーイビバップが好きな人（多分ね。僕それ観てないので）

第17位　炎炎ノ消防隊 弐ノ章

ストーリー　　　9/10
作画　　　　　　8/10
萌え　　　　　　3/5
テンポ　　　　　3/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　3/5
その他　　　　　7/10
合計　　　　　 38/50

　炎を使って空を飛んだり剣にしたり、そんなこんなで敵と戦うアニメの二期です。一期がめちゃくちゃ面白かっただけに、二期は少し残念に思っています。まず、話があまり進んでいません。中国に行って色々やるくだりは正直面白くはなかったです。それと、新キャラのピンクの髪の女がかなり不快でした。人を殺してニコニコする感じのサイコパス女なのですが、こういった立ち回りのキャラはポッと出の新キャラにやらせても基本的には視聴者の反感を買うと思います。ただ、後半のＪＯＫＥＲと紅丸のくだりは良かったです。基本的に、敵と味方の区別が曖昧で、そうである事に特に意味の無い作品（ゴールデンカムイとか）はニガテなのですが、バーンズのも含めてこれは面白かったです。今後コレがもっと面白くなる気がしています。

向いてる人：ジャンプ作品みたいなアツい感じの作品が好きな人

第16位　ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld

ストーリー　　　8/10
作画　　　　　　8/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　3/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　4/5
その他　　　　　8/10
合計　　　　　 38/50

　『おいおい、SAOがこの順位ってマジか？』という多くの声が聞こえてきます。僕はキリトをLINEアイコンにしてるぐらいにはソードアート・オンラインが好きですが、あまり面白いとは感じませんでした。流石にキリト登場までが長過ぎるのと、まぁやってる事が大して変わってないので流石に飽きたなーという感じです。このアニメ（SAOA　WoU後半クール12話）単体での評価はこれが妥当だと思います。ちなみに、拳闘士の長の男とレイピアみたいなのを使う女剣士が惹かれ合う様は、奇声を上げざるを得ませんでした。ああいうの大好きです。あとSAO一期14話までは生きとし生ける者の必修科目なのでまだ観てない人は観て下さい。僕はアレで恋愛を学びました。

向いてる人：キリト大好きくん

第15位　うまよん

ストーリー　　　6/10
作画　　　　　　7/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　4/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　8/10
合計　　　　　 /50

　超次元徒競走（ウマ娘　プリティダービーの事です）のミニアニメ版です。この５分アニメ×12話を観る為にウマ娘本編をワンパン視聴しました。競馬を知らないただのオタクの僕が観てもかなり楽しめたのですが、ストーリーやキャラクターが実際の競馬史、競走馬に基づいているので、競馬に詳しい方ならなお一層楽しめまます。
　うまよん自体のレビューは、まぁ普通にミニキャラが送る日常アニメって感じでした。ただ、ウマ娘の3DモデルがVTuberみたいにヌルヌル動きながらお話の総括＆次回予告をするのは本当に謎で笑いながら観てました。自発的にVの動画を観た事は多分無いので、これが僕の初Vデビューでした。あと次回予告が本当に意味不明で、次回の話のタイトル候補を３つ列挙して、『どれかが選ばれます！』って言うんですよね。アレは何だったんだろう。

ウマ娘本編が向いてる人：競馬好き　萌えアニメ好き　アツいアニメ好き　アイドルアニメ好き

第14位　異常生物見聞録

ストーリー　　　6/10
作画　　　　　　5/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　4/5
キャラクター　　4/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　10/10
合計　　　　　 38/50

　大家さんの主人公が、異種族の娘（とムキムキのメンズ一人）に部屋を貸して、なんか異種族の問題にも巻き込まれるって感じのお話です。基本的にストーリーは面白くないですが、会話や反応が絶妙に抜けてて面白いです。一話の時点だとシリアス志向のアニメにしか見えず、作画も若干雑で、会話も別に面白くは無かったのでずっと溜めてたのですが、ギャグアニメとして嗜むぶんには結構な満足感を得られます。寧ろその微妙に雑な作画が面白い時もあったので、狙って作ったのだとしたら結構なセンスがあると思いました（作画は常にそんな感じなので偶然だとは思う）。観ていて不快感も無く、良いアニメだったと思います。一話切り（そもそもアニメ途中で観るのやめた事ほぼ無いけど）しなくて良かったーと思いました。

向いてる人：萌えアニメが好きな人　ギャグアニメが好きな人

第13位　デカダンス

ストーリー　　　7/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　3/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　4/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　6/10
合計　　　　　 39/50

　ポストアポカリプスの世界で、ガドルと呼ばれるモンスターと戦う『ギア』になりたい少女・ナツメと、最強（多分）のギア・カブラギの出会いから始まる、世界を一変させるお話……って感じです。この作品は上記概要に載せる事が出来ないとある理由により、良い意味で驚かされました。割と序盤で判明しますが、その衝撃を味わって欲しいので明言を避けました。
　ただ、その舞台設定をイマイチ活かせていなかったなーというのが、正直な感想です。あまり詳細に語れないのがもどかしいですが、ナツメとカブラギの関係性が少し希薄に感じられたのも、それに起因していると思います。ですが、アニメをよく観る方や、哲学に多少詳しい方ならデカダンスの舞台設定を面白く感じると思います。加えて、デカダンス（移動要塞の事です）の対巨大ガドル兵器の発射シーンが激アツだったり、アニメーションが面白い（詳しくは言えんけどカートゥーンみたいになる）ので、オススメ出来るアニメではあります。

向いてる人：アツいアニメ好き

第12位　ピーター・グリルと賢者の時間

ストーリー　　　5/10
作画　　　　　　8/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　4/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　8/10
合計　　　　　 40/50

　全種族最強を決める武道会で、優勝した主人公は、晴れて想い人のルヴェリアと結ばれ……たんだけど、『最強の子種』を求める様々な種族の女子-ｵﾅｺﾞ-に言い寄られて……⁉って感じのエロアニメです。本当にくだらなくてゲラゲラ笑えます。オーク族のピグリットなる女子、ガチで良かったです。

向いてる人：エロアニメが好きな人　竹達彩奈が好きな人　18歳の女の子が18禁アニメに声を当てている事に性的興奮を覚える人

第11位　モンスター娘のお医者さん

ストーリー　　　6/10
作画　　　　　　7/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　9/10
合計　　　　　 41/50

　モンスターと人間が共存する社会で、モンスター専門の医者となった主人公と、その助手でラミア（蛇ね）で幼馴染のサーフェが、色んなモンスターっ娘の治療をするぞ！ってお話です。話が特筆して面白いという訳では無いですが、女子-ｵﾅｺﾞ-が萌えます。それと、『はい治したよ～ん♪』って感じじゃなく主人公がちゃんと医者をやってて、医者としてどう患者と向き合うかみたいなのも描いてて良いなと思いました。主人公は何故か女子に囲まれるラノベ主人公みたいな感じでしたが、ほのぼの観れる良いアニメでした。

向いてる人：萌えアニメ大好きくん　異種族大好きくん

第10位　Lapis Re:LiGHTs　ラピスリライツ

ストーリー　　　5/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　4/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　8/10
合計　　　　　 41/50

　今期を代表するアイドルアニメです。基本的には、萌える女の子たちの日常ストーリーって感じです。話のつまらなさに目を瞑れば、作画が良しキャラデザ良し曲良しなので、二次ドルアニメとしては高クオリティのアニメだと思います。キャラ名と声優の名前が覚えられないと話題でしたが、ウマ娘（ガチでヤバい）に比べたら大した事は無いです。

向いてる人：二次ドルアニメ好き　萌えアニメ好き

第９位　戦乙女の食卓

ストーリー　　　5/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　8/10
合計　　　　　 42/50

　萌えアニメ。崩壊３ｒｄ（中国発のアプリゲーム）のキャラがただ飯を作って食うだけのアニメなのですが、ストーリー以外の全ての項目によってこの順位まで登り詰めました。
　全然知らんキャラの回想シーンをやられるのですが、何やら暗い過去を背負っているらしいって事以外マジで何もわかりません。キャラクター同士の関係性もよくわからないけど……まぁ、萌えるし飯の作画も良いし声優クソデケェ（釘宮理恵、田村ゆかり、沢城みゆき、高山みなみ、緒方恵美……etc.）し、何より40分程度で観れるってのが良いです。ただ、何故かOPのボリュームが信じられないレベルでデカいので、OPと本編を行き来する度に強いられる音量調整が億劫です（がんばれ！）。YouTubeで崩壊３ｒｄ公式より無料公開されてるので、それで観ましょう。

向いてる人：萌えアニメ好き　飯アニメ好き

第８位　魔王学院の不適合者 ～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～

ストーリー　　　7/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　4/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　8/10
合計　　　　　 42/50

　～（通称ニョロニョロ）も含めた正式名称を応えさせる問題がテストで頻出ですので気を付けて下さい。
　まずこのアニメは、割と万人にオススメ出来ます。ストーリーが少し退屈なのを除けば、テンポの良さと戦闘シーンの格好良さ、面白さで普通に観れます。面白いというのはどういう事かと言うと、城を指で投げ飛ばしたり、外した攻撃を当たった事にしたり、死んだのに生きてたりします。ゲラゲラ笑いながら観ると同時に『今の中学生は“コレ”で育つのか……？』と一抹の不安を覚えました。『～～しただけですけど？』とかガキに言われた暁には『グーでパンチしただけだぜェ⁉ｹﾞﾊﾊ』って言いながら殴ると思います。
　さて、先ほどこのアニメのストーリーについて少し退屈だと述べましたが、それら全てをひっくり返すレベルで最終話は面白いです。視聴者の予想の斜め上を行った展開で、多くの人が驚くと同時に面白いと思ったはずです。まぁだからと言ってストーリーが満点かと言われるとそういう訳でも無く、最終話に来ての激アツ展開で評価が爆上がりしたって感じですね。でも割と多くの人にオススメ出来るアニメです。あと、サーシャでもミーシャでも無くアノスママです。覚えておきなさい。

向いてる人：俺TUEEE好き　萌えアニメ好き　ギャグアニメ好き

第７位　THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール

ストーリー　　　8/10
作画　　　　　 10/10
萌え　　　　　　3/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　3/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　8/10
合計　　　　　 42/50

　韓国で天下一武道会やるって感じです（合ってるよね？）。韓国の漫画が原作です。
　このアニメはまず、作画が本当に凄いです。バトルシーンを観る為だけにこのアニメを観ても差し支えないレベルです。前半は単純な拳と拳のぶつかり合いなのですが、後半からスタンドバトル（大体合ってる）になります。ただ、一話目からその能力の存在は示唆されていたのと、陪審員等の人物が使用していたので、いきなり別アニメになったという感じでは無かったです。ソウル地区大会→全国大会の流れの中でスムーズに覚醒していった感じです。主人公がちゃんと主人公してたので良い作品だなーと思いましたが、主人公の仲間の掘り下げが不十分だと思いました。話の序盤で一度個別回をやった後は特にフォーカスが当てられなかったので、もう少しやって欲しかったなぁという印象です。ただ、この作品の原作は続いてるので、そっちの方でやってくれてるだろうな～とは思います。

向いてる人：バトルアニメが好きな人

第６位　フルーツバスケット 2nd season

ストーリー　　　8/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　3/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　4/5
その他　　　　　9/10
合計　　　　　 43/50

　十二支のモノノケに憑かれた一族・草摩家の男子高校生２人＆20代後半のメンズと主人公の女の子が同棲する……って感じのアニメの二期です。僕は女の子なので、かなり楽しめました。原作は98‐06年の連載の少女漫画です。ムヒョロジの件があったので、正直当初はかなり怖かったのですが……ちゃんと面白い作品でした。『十二支の他の人たちはどんな人なんだろう、早く見たいなあ』といった気持ちにさせてくれます。キャラクターの掘り下げがとても丁寧で、主人公の友達ってポジションの女の子の掘り下げ回に２話用意されています（しかも２人いるので４話、すごいね）。原作者が監修するレベルで忠実（多分ね、僕は原作読んでないので）かつ丁寧に作られているのは良いのですが、それが故にテンポが遅いんですよね。でも、話が退屈な訳では無いので、僕は全然観れました。それと、二期最終話で話がめちゃくちゃ加速するので『早くThe Final（2021年予定）を観せろッッッッ！！！！』となりました。というか一期の頃から50話近くあるのにハイクオリティな作画を維持してるのが純粋に凄いなと思いました。まぁ１期より本当に若干作画が気になる時はあったけど、コロナの影響下でもほぼ変わらないクオリティで提供してくれたのには感謝しかありません。それと上田麗奈の演じる草摩杞紗ﾁｬﾝが………………

向いてる人：島崎信長、内田雄馬、中村悠一、興津和幸、櫻井孝宏の演じるｲｹﾒﾝでﾊｽﾊｽしたい人　恋愛モノが好きな人　釘宮理恵の萌女-ﾓｴﾒ-が見たい人　ロリコン

第５位　放課後ていぼう日誌

ストーリー　　　5/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　 10/10
合計　　　　　 44/50

　可愛い高校生の女の子が、部活動で釣りをする日常アニメです。３話まで放送した後のコロナウイルスによるアニメの延期や、原作の舞台となった熊本県芦北町の豪雨被災、及びそこに住む作者の被災による漫画の休載等、様々な障害を乗り越え、見事完走してくれました。
　日常アニメなので、ストーリーはほぼ無いのですが、それ以外の項目で高い評価となりました。雰囲気で釣りをやらせとくって感じでは無く、登場人物がちゃんと釣りやってたのが良かったです。『釣りしてェ！』って気持ちにさせてくれると思います、多分。僕はなりました。それと、釣った魚を食べるシーンでめちゃくちゃ海鮮が食いたくなるので気をつけて下さい。
　僕は帆高夏海ﾁｬﾝが好きです。君は？

向いてる人：日常アニメ好き　萌えアニメ好き　釣り好き　飯アニメ好き

第４位　Re:ゼロから始める異世界生活　2nd season

ストーリー　　 10/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　3/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　　9/10
合計　　　　　 45/50

　みんな大好き（多分）リゼロです。ストーリーは申し分無く面白いです。しかし、原作を忠実に再現してる＆飛ばせる箇所が無いからなのでしょうが、永遠に聖域の話やっててテンポが少し悪いかな～と思いました。まぁでも、やった話全部重要なんだけどね。ここから面白くなる！ってのは明らかに判るのですが、分割２クールで止まってしまったので、この評価も仕方が無いと思います。それでも開幕一話目の涙を流すスバルで落涙した事は、ちゃんと評価に加味しています。あと両親の話に触れたのは本当に良かったと思います。異世界転生でどうしても疑問に思う事第二位は、『元の世界での自分との関係者について気にしなさすぎる主人公』なので、そういうところちゃんとやってくれるのはリアリティを増して良いなと思いました。ちなみに第一位は『明らかに息子・娘の様子が変わってるのに疑問に思わない親』です。

向いてる人：話が精巧なアニメが好きな人

第３位　やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完

ストーリー　　　9/10
作画　　　　　　9/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　 10/10
合計　　　　　 48/50

　俺ガイル、遂に完結！って感じですね。中高生の頃に影響を受けたのが比企谷八幡じゃなくて折木奉太郎で良かった～と思っています。一期の頃の八幡はニガテなのですが二、三期の八幡は本当に良い感じに成長したと思います。まぁ、作画の影響もあるかも（１期と２期を境に制作会社が変わりました）。
　言ってる事が難解過ぎる！と話題なので、ちゃんと集中して観た方が良いです。マウントでも何でもなく僕はちゃんと理解出来ましたが、正直言い回しが婉曲的過ぎたり、表情による感情の表現が完全では無かったり（Ａという感情なのにＢのように振る舞う、といった感じです）するので、現代文の読解やらされてるみたいな感じでした。ただ、それが『お互いの気持ちを理解しているけど、敢えて触れない』みたいな切ない状況を演出しているので、ちゃんと意味があります（いや、意味無く難しい事言ってるとこもある気はする。一期は完全にソレ）。俺ガイル最萌‐ｻｲﾓｴ-論争に決着が付く日は来るのでしょうか。ちなみに僕は一期は戸塚彩加、二期は由比ヶ浜結衣、三期は雪ノ下雪乃です。

向いてる人：恋愛アニメ好き　やれやれ系主人公が好きな人（そんな人いるの？）　萌えアニメ好き

第２位　GREAT PRETENDER

ストーリー　　 10/10
作画　　　　　 10/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　 10/10
合計　　　　　 49/50

　今期ダークホースです。ネタバレを避けたいのであまり多くは語れませんが、詐欺師が巧みに人を騙して大金を盗む！って感じの話です。そもそも詐欺師の話が新鮮なのと、絵がとてもユニークで観てて飽きません。章立てされているアニメで、第１章は５話しか無いので本当に軽い気持ちで観始められるのも良い点です。ただ、Netflixで独占されてるので、Netflixに入りましょう。そしてヴァイオレット・エヴァーガーデンも観ましょう。

向いてる人：話が精巧なアニメが好きな人　騙し合いの駆け引きが好きな人　美しい作画のアニメを観たい人　なんかアニメ観たいけど面倒で観る気になれない人

第１位　とある科学の超電磁砲T

ストーリー　　 10/10
作画　　　　　 10/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　 10/10
合計　　　　　 50/50

　これもはや今期アニメって言っていいんですかね……？コロナの影響で２クールが３クールに伸びました（話数は25話で変わってません）。僕はめちゃくちゃとあるが好きとかでは無いので、すごいフラットな視点で評価しましたが、それでも100点でした。文句を言う箇所が本当に見つかりませんでした。コロナの影響を受けてスローペースの放送だったとは言え、作画を全く崩す事無く終えたのは素直に凄いとしか言えません。話も本当に面白かったです、やはりレールガンの方は面白いですね（他意は……あります）。泣けるし。
　ただ、レールガンだけ観ても１、２期で50話近くあるので、ここまで辿り着くのに時間が掛かるのと、本編である禁書目録は勿論、一方通行も観た方が面白さが増すので、完璧に楽しむには150話以上掛かります。なので新規の方にはオススメしにくいです……。
　とある最萌キャラクター選手権もやりたいですね。僕はドリーのシーンでガチ泣きしましたが、萌えとなると…………絹旗最愛ですかね。

向いてる人：萌えアニメ好き　泣きアニメ好き　バトルアニメ好き

番外編その①　劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song

ストーリー　　 10/10
作画　　　　　 10/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　4/5
その他　　　　　9/10
合計　　　　　 48/50

　今期アニメ映画、マジで良いの多いので３つほど紹介したいと思います。言わずと知れたFateですね。『Fateのアニメ多すぎ！わからん！』って方に説明すると、①本編　②その過去編　③その他　となっていまして、①と②がメインです。①はヒロイン別に３ルート（主人公の選択等によって世界が分岐するパターンが３つあるという事です。）用意されていまして、それを①－１、①－２、①－３とします。この映画は①－３です。放送は①－１、　　②、　　①－２、　①ー３となっていますが、時系列で言うと②が先なので、②を観た後に任意の①を観れば大丈夫です（オススメは①ー２、Fate/stay night [Unlimited Blade Works]から）。 
　さて、前置きが長くなりましたが、このアニメについて。制作は今話題の鬼滅の刃を制作したufotableです。なので、戦闘シーンの作画が本当に国宝レベルの一級品です。衛宮士郎とセイバーの最後のシーン、本当に良かったですね。全く躊躇わない士郎は本当に偉いなと思いました。ゲームだとあそこで選択肢が出て来て、躊躇するとゲームオーバーになるそうです。やっぱそりゃ選択肢あるよね、そうだよね。
　開始数秒でイリヤがごろ寝しているシーンが流れるので、映画館で不審な挙動をしないように注意しなければなりません。映画内のあの理論に則ると僕もイリヤの兄という事になります。イリヤの兄さとゆうです、よろしくお願いします。
　Fateシリーズは多くの人が観ている人気作品ですので、話題のタネにもなります。今からでも履修してみましょう！

向いてる人：萌えアニメ好き　バトルアニメ好き　オタクとも会話出来るようになりたい人（誰だよ）

番外編その②　映画 ギヴン

ストーリー　　  10/10
作画　　　　　   9/10
萌え　　　　　　4/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　 10/10
合計　　　　　 48/50

　アニメ、ギヴンの続編です。男が好きというより、好きになった人がたまたま男だった。何故かそんな野郎共しか居ないバンドグループ４名のお話です。アニメ本編で解決された２名のお話に続いて、もう２名のお話を映画でやりました。
　まず、BLだからと言って侮るなかれ。本当に、切ないです。愛する人と別れる悲しみ、そして新しい出会い……まさか自分がBLアニメで涙を流す日が来るとは思ってませんでした。映画もまた、本編と同様の泣きアニメクオリティです。性的マイノリティの理解の一助になるので、国はこのアニメを道徳の授業で流させた方が良いと思います。
　ただ、女性しか居ない館内で、女性に混ざって涙を流すのは正直少し恥ずかしかったです。ごめん、男が居て……

向いてる人：女性（男でも全然楽しめます）　泣きアニメ好き　恋愛アニメ好き

番外編その③　劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

ストーリー　　  10/10
作画　　　　　  10/10
萌え　　　　　　5/5
テンポ　　　　　5/5
キャラクター　　5/5
不快感の無さ　　5/5
その他　　　　 10/10
合計　　　　　 50/50

　泣きアニメ界の代表、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの劇場版です。『番外編みたいのも公開されてなかった？』という疑問がある方もいらっしゃると思いますが、こちらはアニメ本編の正統な続編です。アニメで未解決だった問題にフォーカスを当てて、それを描きます。
　このアニメは、本当に誰にでもオススメ出来ます。恐ろしいほど泣けるので、水を片手に視聴しましょう。ちなみに僕は映画は勿論のこと、アニメ本編13話（＋スペシャル）のうち半分以上泣きました。『10話、５話、７話の順で好きかな～W』と言ったら『え？　ほぼ幼女回じゃん』と言われました。あまり俺を…………怒らせるなよ？
　アニメ色々あるので分かり易く順番を書いておくと、1～4話→スペシャル（OVA）→5～13話→外伝→劇場版　です。家族仲が良い方は、家族と一緒に観ても良いと思います。寧ろ、家族仲が悪い場合は視聴後に家族愛の尊さを再認識し、仲良くなれる……かも（何かあっても責任は取りません）。
　苦難に立ち向かい素晴らしい作品を世に出してくれた京都アニメーションには、感謝しかありません。

向いてる人：家族との絆をより一層深めたい人　泣きアニメ好き　京アニ好き　美しい作画のアニメを観たい人

～まとめ～

　多分全部ちゃんと読んでくれた人は居ないと思いますが、もし居たら本当にありがとうございました。一部だけ読んでくれた方も、ありがとうございました。読んでくれた貴方が『これ観ようかな！』ってアニメを見つける事が出来たのなら、嬉しい限りです。正直、ネタバレを避けて面白さを伝えるのはかなり難しかったです。素直に自分の力量不足を認めると共に、『実際に観てみないと面白さはわからない』とも思いますので、気になった作品は是非観ていただけたらなと思います。それでは。

P.S.　大学の課題をやらずにアニメ観てゲームして、挙句の果てにこんなモノを書いていたら専門の単位を落としそうになっています。誰か、助けて下さい。