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「やっぱりあなたはニューシティに行くのね!」

「やっぱりあなたはニューシティに行くのね!」

昔の小林旭でも出てきそうな映画の、それは夜霧の波止場で別れを言うシーンを思い浮かべた。

まあ、パターンからいうなら

「止めるんじゃねえ」

なんだか男はつらいよのオープニング妄想シーンのようだ。

しかし、現実ではやっぱり今日もニューシティが待っていた。もはや、福富町のランドマーク。

実は最近ささやかな良いことが続いている。

言えないくらいのささやかさ。いえいえ、思い出せないくらいの。

受付で額の体温チェックからのPayPay支払い。「ペイペイ!」と決済完了の後、二階に向かう途中「あたりー」と聞こえた。

中々ハイテンションボイス。

私は52番のロッカーをあけてこっそり4等を確認。目の充血を鏡で確認してたら、後方の朝黒い痩せた湯上がりシティ紳士が皮膚薬を首から全身に塗りながら、ぺちんぺちんと何故かおっぱいを叩いていた。

そんな日常からのシティ水風呂は快調。

福富町サイコーですね。

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