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設計図に勝つんだ

温浴施設だって使いやすさを考えたら設計がもちろん重要。

だけど集客に設計は最も重要だとは思わない。

開店時の設計が例えば「人間の生まれたときの顔」なら、設計が時代に合わなくても、流行に合わせた眉毛や髪型に日々調整したり、たまに目元整形したりすればいい。サウナハットを売ったり、熱波イベントを始めたりするようなことを。

でも、この時代になって初めて顔ではなく、性格が重要視されるようになってきた。

設計図が生まれながらの顔なら、性格はスタッフの人間力だ。

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温浴の世界も顔一辺倒から、性格重視に変わってきた。

生まれて20年を越える我が零細「おふろの国」にとっては素敵な時代。

一歩前に出てくれて、人間味、個性溢れる発信と濃厚接客という大手チェーンの苦手なゾーンで勝負してやる。

箱がなんだろうと、どうだろうと、最後は人間勝負だ。

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