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人生リブート指南(44)移住してようやっと得た「四方が窓」の快適性

18歳で独り暮らしを始めて以降、様々なタイプの住宅で暮らしてきた私ですが、夏が来るたびにしみじみ思うことがありました。
「あ~あ、家の四方すべてに窓があったらなぁ~」

当たり前ですが、風というのはその時々で吹く方向が違うものですが、その吹き寄せる方向の先に窓があるときはとても涼しい。
けれどもそのマッチングが上手くいかないと、外にはビュンビュン涼しい風が吹いていても家には一切入って来ず、部屋は暑いまんまです。
そのたびに私は思うわけですよ。
「あ~あ、家の四方すべてに窓があったらなぁ~」

もしも四方すべてに窓があったら風がどの方向に変わっても家の中へ取り入れることができて快適になる。
とはいえ賃貸住宅というのはひとつのフロアを複数の住戸でシェアしていますから、そういうわけにはいきません。

「1フロア1住戸」みたいな超高級マンションだったら話は別ですが、一般人にとってそんなのは夢のまた夢。
運が良ければ「角部屋」に入れて二方向の窓を得られますが、まぁ普通は「一方向のみ」ですよね。
だからずっと「あ~あ、家の四方すべてに窓があったらなぁ~」とぼやき続けてきたのでした。

そんな積年の夢が、東京を出て移住したことで叶ったんです。
まぁ新居が集合住宅だったら無理だったんですけどね、幸いなことにわが家はちっちゃな一戸建住宅。
こうやって「憧れの四方窓ライフ」をゲットできた私は、おかげさまで快適な夏を迎えることができました。

「一戸建に住む」と言うと「自分みたいな庶民には逆立ちしても無理」とあきらめてしまう人が多いですが、それは「大都会ではの話」です。
都会を出れば驚くほど安い賃貸戸建が結構ありますので、興味があったら一度検索してみては?

画題「さぁ風よ、どこからでも吹いてこい!」

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