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BBTクローン再生計画(21)停電が「イベント」になりえた昭和の夏

近年はゲリラ雷雨などが頻発し、「停電」に悩まされる人が増えています。
思い返すと昭和期も夏場には停電が結構あった気がします。
とはいえ昭和の停電には今ほどの深刻さはなく、中には「イベント化」しているようなツワモノもいました。
「せっかくの真っ暗闇なんだから復旧するまで怪談話でもして待とうか」みたいな感じに。

思うに当時は身の周りがあまり電化されてなかったので、電気が止まってもあまり困らなかったのかもしれません。
自分周りで電気が止まって困るのはせいぜい「冷蔵庫」「テレビ」くらいなものでしたから。

床拭きまでも電化されているような昨今ですが、その流れは今後よりいっそう進むでしょう。
そうなると「停電によるダメージ」が更に拡大することに。

だから私は世間に逆行して「電化していた部分を非電化に戻す」という試みをちょっとずつ進めているんです。
現時点では「掃除機」「洗濯機」を排除していますが、ハテサテどこまでできるやら。

理想は「停電をローソク立てた怪談会でしのげる生活」です。

画題「昭和っ子の怪談スキルはこうして磨かれた?」

停電


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