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#50 雨ガッパはプラマイゼロじゃない

私は高校時代は自転車通学をしていたんですが、雨の日に使う「雨ガッパ」というのが嫌いで仕方なかったです。
使ったことある方なら分かると思うんですが、あれって内部がムレにムレて、「ミストサウナ状態」になるんですよね~。

「のぼせるほど暑くはないが、湿度が超高くて汗だけはどんどん出る」という感じで「不快指数1000%」。
ひどいときには「降り注いだ雨量」より「かいた汗量」のほうが上回ってたりして、「これならフツーに雨に濡れてたほうが良かったよ!」と叫びたくなりました。
だって、「雨ガッパを脱ぐと自分の汗でパンツまでぐっちゃぐちゃ」なんですよ。
そんな状態で午後まで授業に出るなんてマジ地獄でした。
「雨の量」と「汗の量」が同等なら「プラマイゼロ」ですが、「汗量のほうが勝っていて」しかも「汗だから臭い」ときたら、これはどう考えても「マイナス」でしょう。

そんな地獄状態からどうにか脱出できないものか・・・熟考した結果、私は素晴らしいアイデアに巡り会いました。
「そーだ、雨の日は休めばいーんだ」

以来、私は「雨が降ったら自主休校」という自分ルールを順守するようになりました。
だってねぇ、全身ぐっちゃぐちゃ状態で授業を受けるなんて精神衛生上よろしくないですもんね。
皆さんもこのくらいフレキシブルに生きれば人生も楽しくなりますよ。

雨ガッパ


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