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勝手に「コンパクトシティ」創ります②「徒歩30分の距離」は想像以上に長い!

私は前回、「私設コンパクトシティの定義」として「駅を中心点に『徒歩30分の距離』を半径とする市街サークル」というのを挙げました。
とはいえ、「徒歩30分」が実際にどの程度の距離なのかが分からないと皆さんもイメージできないでしょう。
というわけで、私は「徒歩30分の距離」を実際に歩いてみました。

まずは「静岡県沼津市」「その周辺自治体」までも網羅した広域地図をご覧ください。

全域

小さくてちょっと見づらいかもしれませんが、「赤い+マーク」が付いているのが、今回のスタート地点である「JR片浜駅」の入口です。

片浜

駅の逆側には、ショッピングエリアへの入口があります。
24時間営業の「西友」「フィットネスジム」、100均の「ダイソー」に日用品がお得な「とらや」、ドラッグストア「ウエルシア」にホビー系リサイクルショップの「お宝中古市場」などが集まっているうえ、「鮨店」「しゃぶしゃぶ店」などもあるので買い物帰りに食事もとれますよ。

西友

こんな賑やかなエリアから2車線道路(旧東海道)をJR沼津駅方面に歩きだした私。
この道は歩道がとても狭く、ぶっちゃけ「歩いても面白くない」ので普段は通らないんですが(近辺には「歩いて楽しいルート」が色々あります)、今回は「分かりやすい直線道路」なんで使ってみました。

スマホのタイマーを「30:00」に設定してズンズン進んで行き、ピピピピピ……と鳴ったのはこんなところでした。

新中川

周囲の様子はこういったふう。

名称未設定 1

歩道橋

ザックリ言うなら「沼津駅の周辺繁華街の玄関口」みたいなところです。
たまに使う「ホームセンター」や、品揃えの良い「業務スーパー」が近くにあります。

どの程度進んだのかといえば、こんな感じ。

30分移動

まぁ、これだと土地勘のない方にはピンと来ないと思うので、広域地図上で見てもらいましょう。

全域+移動距離

どうですか? 「徒歩30分の距離って結構長い」ということがお分かりになると思います。

……え? 「お前は歩き慣れてるから平気だろうが、一般人はそうはいかない」と?
それは一理ありますが、しかし私は「2019年に患った『脳梗塞』の後遺症で『平衡機能障害』のある男」ですよ。
「高所」「非平坦地」には「危険だから行けない」という「身体障害者」なんです。
「ハンディキャップのある私より健常者が歩けない」なんて、おかしな話じゃありませんか。

というわけで、「勝手にコンパクトシティ計画の成就」に更なる自信を得た私。
実現に向け、いっそう力を注入していきます!

【つづく】

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