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セージの耳打ち#227 真の「旅好き」とは

コロナ禍がちょっとでも弱まると、政府がここぞとばかりにやろうとするのが「観光支援事業」です。
苦戦している業者の皆さんを思うと全面的に反対はできないんですが、やはりちょっとシックリこない。
「なにも政府がエサをぶらさげて旅行に行かせなくてもよかろうに」と思うのです。

旅好きな人は日本には相当数いて、そういう層は「ほっといても行く」のです。
だから「越境観光の禁止」さえ解けば、堰を切ったように出かけるはず。
割引なんかしなくて、なんなら割高にしたって「自由に旅行できるなら構わん!」となるはずです。

ちなみに私の考える「真の旅好き」は「一人旅をする人」です。
私なんかは全然ちがうんで、生まれてこの方「同伴者なしの旅行」なんかしたことがない。
「行き帰りの車中、話し相手もいない状態でどうやって間をもたすんだ!?」という感じです。

というか、もとから旅行はあまり好きじゃありませんでした。
移住して創作どっぷり生活をするようになって以降、その傾向が強まる一方。
「文を書いたり絵を描いたり写真を撮ったりしていればそれだけでもう幸せ〜」という感じの私は、たとえ永遠にステイホームをすることになってもさほど困らなそうです。

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