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オランダで車を買う

都市部に住んでいると必要ありませんが、オランダでも少し離れた村に住んでいると車が必要になることもあります。

オランダの車のシェアを見ると、フォルクスワーゲン、オペル、プジョー、ルノーBMWなどドイツ、フランスのシェアが高く、FiatやMiniもよく見かけます。KIAやヒュンダイといった日本ではあまり見ない韓国車のシェアも高そうです。トヨタ、マツダ、スズキ、日産など日本車のシェアは30%程度でしょうか。

オランダで車を買うには、オランダに住民登録している住所がある必要があります。

新車を買った場合、ヨーロッパのメーカー保証は2年、トヨタは5年、キア、ヒュンダイは7年の保証をつけて売っています。

アムステルダムは2030年より化石燃料車の乗り入れが禁止され、充電ステーションもあちこちで見られ、オランダはおそらく世界で最も電気自動車の導入が進んでいる国の一つだと思います。2019年だけでテスラ が3万台も売れており、街中でもよく見かけます。電気自動車を会社からリースする場合に税の優遇があったり、4000€の補助があったりと電気自動車を推進していますが、まだまだガソリン車に比べ購入価格は高いです。

オランダでは車を購入する際にBPMという税金が二酸化炭素の排出量によって決まっており、車両によって車両価格の40%近く加算されるため、購入価格は高めです。純電気自動車の場合はBPMはゼロになります。

車を購入したい場合、中古車、新車いろいろとありますが、販売店がどちらも取り扱っていることが多いです。

オランダでは車の価値は下がりにくいので、なるべく良い状態の新しい車を買って丁寧に乗るのが良いかもしれません。大体1-2年目は8%ぐらい、そのあとは5%づつ価値が低下していきます。あとは走行距離1000Kmで数%といった感じでしょうか。

古い車を下取りしてもらって新しい車を買うことをトレードインと言いますが、トレードインがない場合は割引交渉が可能です。

どのディーラーもWEBに車両情報公開しているので、購入したいメーカーのディーラーに行く前にまずはオンラインで価格を調べていきましょう。

購入希望の車があれば、ディーラーと値引き交渉できます。ブランドによって値引き幅はかなり異なります。

いくつかディーラーを回ると価格感や値引き感もわかってくるかと思います。

車を持つと道路税が3ヶ月毎、あとは保険加入が必要になります。車の所有は安くはないですが、数ヶ月ほぼ毎日使うならレンタカーよりは安いです。2年以上の場合は保険屋税金込みの長期リースも可能ですが少し割高になります。




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