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[ユーザーの声]書店関係者  山口 さん

書店チェーンで書店員をされている山口さんの声をお届けします!

―Q.普段はどのような仕事をされていらっしゃいますか?

書店員として働いています。副店長なので、普段は店頭というよりも、店舗SNSや販促、数値面の管理業務を行っている方が多いかもしれません。売場は基本的にそれぞれの担当スタッフさんにお任せしていて、売りたい本がある時に場所を借りたり相談したり、数値面で改善できそうな所があったらスタッフさんと話して売場変更したりという感じで、店頭業務に関わっています。

―Q.NetGalleyをどのように活用されていらっしゃいますか?

主に、商品仕入れの参考にさせていただいています。NetGalleyにアップされているという事は、出版社が力を入れて売ろうとしている商品という事になるので、それだけでも一つの情報になりますね。それだけでなく、レビューの感想からどんな人にオススメの本なのかを判断する材料にもなりますし、自分が読む以外でも得られる情報が多くて、魅力的です。

これからNetGalleyをご利用になるユーザーさんへメッセージをお願いします!

発売前の本が読める!というのが最大のメリット(そして個人的な喜び)ではありますが、それだけでなく、レビューを出版社さんの販促に採用していただけたり、ご連絡をいただけたりというお楽しみもあります。本屋大賞ノミネート作が発表されたら、参加出版社さんがノミネート作を読めるようにしてくれるなど、投票書店員(の財布)にもとても優しいので、色んな方に使っていただきたいです!

★山口さんのおすすめの本を一冊ご紹介ください!★

本のタイトル:同志少女よ、敵を撃て
著者名:逢坂冬馬
出版社名:早川書房

《おすすめの理由》
第二次世界大戦の独ソ戦に、狙撃兵として参戦した少女セラフィマの物語。読んでいる間中、セラフィマの事ばかり考えて、仕事から帰宅する車内で昨夜読んだ内容を思い出し、泣いた事すらありました。感情がずっとコップの淵ぎりぎりで、何度も決壊するようなものすごい読書体験でした。400頁超えでありながら、人物がとても魅力的で読みやすく、あらゆる人におすすめしたい作品です。


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