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【NMEからみる】Lollapalooza


今日のNMEニュースで気になった記事はこちら。

「アメリカ国民の多くが新型コロナウィルスのワクチンが入手可能になるまでライヴ・コンサートに行かないとの意思を示していることが世論調査にて判明した」というニュース。

気になる方は日本語の記事もNME JAPANにより出されているのでぜひ。


要点をまとめると
・ロイターとイプソスがアメリカ国民に対して世論調査を実施。設問は「新型コロナウィルスのワクチンができる前にライヴに行くかどうか」について

・アメリカ国民の4429人の回答を得た。40%が「開発される前にライブ行く」と回答し、別の40%は「開発されるまでいかない」と回答。

・専門家は今年の10月などに延期されているイベントの開催について懐疑的。「最速で2021年の秋なのではないか」と話している。

・2020年のコーチェラ・フェスティバルは4月の開催が延期され、今年の10月9日と16日から始まる2つの日程になっている。


40%がワクチンができたあとにしか大勢が集まる場所にいかないという意思を示しているという結果。今、私達はこの状況下だからこそ外出をするということが考えられないという思考になっているが日本人に同じアンケートをとった場合、どのような結果になるのか気になるところ。

この病気と共生することも必要だと専門家が以前発言していた気がするが、未知の病気に情報が錯綜しているのは仕方のないことだ。しかし中国が全人代の開催を決定するなど、少しずつ世界は次のステップへと進んでいる。段階的な活動の再開は必要だろう。

今後少しずつ経済活動が再開し、秋からエンタメ業界も徐々にライヴなどを行うとの予定。しかし専門家は来年まで大規模なイベントはできないという。この対立はおそらく専門家の方の意見を聞いたほうが良いのだろう。いくら対策を行ったとしても、密集を避けられない音楽フェスの開催はいかがなものだろうか。マキシマム ザ ホルモンがいつかのライブでやっていた1人1マス(1m×1mくらい?)のライブを思い出したのだがあまりにも現実的じゃなくて頭の中で、そのアイディアをスワイプした。

歴史の中でも大きなピリオドであろう2020年の問題。

少しそのことから離れ、世界の音楽フェスについて調べたくなった。前から気になっていたのだが

Lollapaloozaという音楽フェスをご存知だろうか?
アメリカ発信なのだが世界数都市で開催されているモンスターフェスである。

Lollapaloozaとは。
そして「いつ、なぜ」世界の数都市で行われるようになったのか気になったので調べてみよう思う。


Lollapalooza(ロラパルーザ)


Lollapaloozaとはアメリカイリノイ州シカゴで毎年開催されているロック・フェスティバル。

シカゴの街の中心地、グラント・パークで開催されている、都市型フェス。Lollapalooza(ロラパルーザ)は「傑出したもの、普通でないもの」という意味。同フェスは90年代のオルタナティブ・ロックの台頭を支えた。


Lollapalooza Global


2011年から国外進出が始まり、アメリカの他にチリ・ブラジル・アルゼンチン・ドイツ・フランス・スウェーデンで行われている。

Lollapaloozaの公式Youtubeに歴史を振り返る動画があった。



以下の表に開始年とコメントをまとめる。
また、それぞれの都市の開催時期を調べるために、今年の開催予定を貼るがこれは延期、中止の可能性があるので注意されたい。


・Lollapalooza Berlin, Germany 
2015-
2016年は7万人の来場者数を数えた。
(開催:2020年9月5日〜6日)

・Lollapalooza Buenos Aires, Argentina 
2014-
3日間に渡り、5ステージに100以上のアーティストが出演する。
(開催:2020年11月27日〜29日)

・Lollapalooza Santiago, Chile 
2011-
南アメリカ要注目のイベント。
毎日8万人の動員を記録した。
(開催:2020年11月27日〜29日)

・Lollapalooza São Paulo, Brazil 
2012年-
南アメリカ最大の音楽イベント。
(開催:2020年12月4日〜6日)

・Lollapalooza Stockholm, Sweden
2019-
ロラパルーザの中で一番新しい。
料理やアートなどを含む計4ステージがある。
(開催:2021年7月2日〜4日)

・Lollapalooza Paris, France
2017-
Red Hot Chilli Peppers、The Weekendなどが出演。
(開催:2021年7月17日〜18日)

(書き出してから数時間が立ち、当初掲げたなぜ世界で行われたのかの答えを見つけられずいま、寝ようとしていたが、やはり気になった。調べた。そして見つけた。)

Lollapaloozaの設立者、ペリー・ファレルが語ってくれていた。

世界で開催したのは「ミュージシャンにツアーの道筋を作りたかった。」
大御所バンドはお金を稼ぐことができるが、駆け出しのバンドにはそれが難しい。だからみんなでツアーをしたかったとのことだ。これが世界で開催しようと決意したきっかけだそうだ。


今年は7月30日から8月2日の開催が予定されているが
今年のラインナップが発表できないという現状がある。
そのような現状の中、Youtubeに一本の動画が公開された。

この動画概要にメッセージがついている。

Right around this time every year, we come together to celebrate the announcement of another incredible Lollapalooza lineup. For now, we are at home, taking care of each other, listening to music, and dreaming of summertime in Chicago.

While we stay in close contact with local officials, we are well underway with planning for Lolla to take place as soon as it’s safe for us all to be together in Grant Park.

We will provide updates as soon as we can. Until then, please stay home and take care of yourself and each other. We can’t wait to see you!

引用:https://www.youtube.com/watch?v=XKe106WAyYg&feature=emb_logo

3月に投稿された動画なので、遅れがあるが和訳してみる。


“毎年この時期になると、ロラパルーザのラインナップが発表され、みんなでお祝いをします。今は家に居続け、互いに健康に気をつけ、音楽を聴いて、今年の夏のシカゴのことを思い浮かべている状況です。

地元の関係者と連絡を取り合いながら、グラント・パークの安全性が確保され次第、すぐにロラの準備をする次第です。

できるだけ早く新しい情報をお届けします。その時まで家にいて、お互いに体調管理をしましょう。お会いできるのを心から楽しみにしています”

世界中で行う同一名のフェスはロラパルーザしかないのではないだろうか?
いつか、必ずいこうと決意した。

コーチェラ・フェスティバルのホームページを見ていたら膨大な情報を発見してしまった。そそられる......ゴミ問題や水問題などの理念が大量に掲げられていた。今度、ディグろうじゃないか。






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