開局早々決めたHIRO柴田プロの国士無双【プロNo.1決定戦】

　開局早々にいきなり役満の一撃です。

　日本プロ麻雀連盟・HIRO柴田プロが2023年12月30日(土)に麻雀格闘倶楽部第６回プロNo.1決定戦の二次予選Ｂ卓で、東１局に国士無双をツモあがりしました。

　初出場のプロNo.1決定戦で現鳳凰位の面目躍如です。

　二次予選は上位２人が準決勝に進出します。　

　Ｂ卓はKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗プロ、日本プロ麻雀連盟・HIRO柴田プロ、TEAM雷電・瀬戸熊直樹プロ、日本プロ麻雀連盟・宮内こずえプロの並び順。

　東１局の南家・HIRO柴田プロの配牌。１・９・字牌が７種９牌あります。

　HIRO柴田プロは筒子のホンイツも視野に入れながら、国士無双に向かいました。

　２巡目に西、３巡目に１索を引き入れました。

　５巡目に九萬をツモり、国士無双のリャンシャンテンです。

　いち早く聴牌したのは東家・伊達プロでした。６巡目にドラの４索を重ね、四萬・七萬・４索待ちでリーチしました。

　伊達プロはリーチ・ドラ２の手です。

　その直後、HIRO柴田プロは６巡目に絶好牌をツモりました。伊達プロが３枚持っているラス牌の一萬を引き入れ、トイツの中を１枚外して国士無双のイーシャンテンです。

　HIRO柴田プロは７巡目に現物の三萬をツモ切りました。

　８巡目には場に切れていない白を重ね、８筒を２枚切っている伊達プロに通りそうなトイツの９筒を１枚外しました。

　HIRO柴田プロは９巡目に１筒をツモり、９索単騎待ちで国士無双を聴牌。危険牌の２筒を勝負し、黙聴に構えました。

　山に９索は３枚残っていました。

　西家・瀬戸熊プロも９巡目にペンチャンの３筒を引き入れて追いつき、カンチャンの６筒待ちでリーチしました。

　瀬戸熊プロはリーチ・ドラ１・赤ドラ１の手。６筒は伊達プロの現物になっていました。

　三つどもえのめくり合いはHIRO柴田プロに軍配が上がりました。

　11巡目に９索をツモ。国士無双の8000、16000(＋2000)です。

　国士無双で最高のスタートを切ったHIRO柴田プロは危なげなくトップを獲得。宮内プロとともに準決勝に進出しました。