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寿人プロ冴えわたる攻め ファイナル進出【麻雀最強戦】
「魔王」の攻めが決勝で冴えわたり、ファイナル進出です。
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロが2024年3月31日(日)の「麻雀最強戦2024・伝説を継ぐ者」で優勝しました。
12月に行われる「麻雀最強戦2024・ファイナル」の切符を獲得です。
寿人プロはA卓でオーラスに大逆転。2位で勝ち上がりました。
決勝では、東1局に満貫ツモで好発進。その後も持ち前の攻めでトップを譲らず、勝利しました。
決勝は日本プロ麻雀連盟・伊藤優孝プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典プロ、日本プロ麻雀連盟・沢崎誠プロの並び順。
寿人プロは東1局に幸先良いスタートを切りました。
リーチ・ピンフ・三色・ツモの2000、4000です。満貫ツモでトップ目に立ちました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711888886831-wm4i7Rg5Gw.png?width=1200)
「789」の三色が確定した最高形のリーチ。A卓のオーラス大逆転の勢いが続いてます。
寿人プロは東2局2本場まで4局続けてリーチ。持ち点を39700点まで増やしました。
ところが、滝沢プロが東3局の親で4000オールをあがり、一気に迫ってきました。
勝負どころとなったのは東3局2本場(供託2)です。
持ち点は北家・寿人33200、東家・滝沢29100、南家・沢崎24100、西家・優孝11600。
寿人プロが9巡目に4索をツモった手牌です。
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カンチャンの8筒待ちの聴牌に取らず、9筒を外し、索子の一気通貫や7筒へのくっつきによるピンフの手変わりを待つ打ち手もいると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1711890059629-F7ySC6LlO4.png?width=1200)
寿人プロは2索を切り、カンチャンの8筒待ちで迷わずリーチに踏みこみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1711890162349-MuaOynucqd.png?width=1200)
魔王らしい思いきりの良い攻めの一打です。
8筒は山に1枚だけ残っていました。
寿人プロは13巡目に8筒をツモ。裏ドラが1枚乗り、リーチ・ツモ・ドラ1・裏ドラ1の2000、4000(+2600)です。
![](https://assets.st-note.com/img/1711890451197-T5vfrJAXSu.png?width=1200)
役のないドラ1枚の手でも、果敢にカンチャン待ちでリーチ。ラス牌をツモって裏ドラを乗せ、満貫に仕上げました。
魔王の本領発揮です。
トップ目の寿人プロの持ち点は43800点となり、2着目の滝沢プロに18900点差をつけ、大きく抜け出しました。
寿人プロはその後も攻めを緩めず、勝利しました。
決勝の結果は寿人44700、滝沢20200、優孝18800、沢崎16300。
持ち前の攻めが冴えわたり、ファイナル進出を決めた寿人プロ。まもなくセミファイナルが始まるMリーグなどの闘牌が楽しみです。
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