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【総監技術士二次試験(ハードルの超え方、くぐり方)】5.マガジン化に伴い非公開になってしまった章のサマリー

note の使い方の習得のために、あれこれ試行錯誤している今日この頃ですが、先日マガジンを作成した時に、もともと無料記事として公開していた

【総監技術士二次試験(ハードルの超え方、くぐり方)】 と

【総監技術士二次試験(ハードルの超え方、くぐり方)】4.その他諸々

の2章分が「マガジンを購入した方にだけ公開される」ようになってしまったようです。いまいちnoteの使い方が不慣れで申し訳ありません。

上記2章分は特に有料にするつもりはなかったので、再度、サマリー版を載せさせて頂きます。参考文献については、オリジナルのまま載せます。ご参考になれば幸いです。

【総監技術士二次試験(ハードルの超え方、くぐり方)】

<摘要>
・数度の総監技術士挑戦を経て令和元年度の試験で何とか合格。その経験を次回から4回に分けて紹介させて頂きます。
・内容は以下
1.総監の基本の理解
 1.1.総監の枠組みのトレンド
 1.2.ISO31000
2.択一勉強
 2.1.択一保険
 2.2.参考書と勉強法
 2.3.計算問題
3.筆記試験
 3.1.構成と内容
 3.2.記述作業
 3.3.時間配分
 3.4.論文勉強
4.その他諸々
 4.1.成績開示
 4.2.総監合格率
〔参考文献〕
・そのほか、例えば、「技術士とは」とか、「総監が必要とされる理由」といったような一般的な内容は、定義されている原本や、他の方のHP、ブログを参照頂いた方がよほど正確だったり、上手く説明されていたりするので、これらは、リンク先掲載に留めさせて頂く予定。

【総監技術士二次試験(ハードルの超え方、くぐり方)】4.その他諸々

<摘要>
・今回紹介させて頂いた二次試験対策の効果測定例:筆記は "技あり(or効果?)" 止まりなるも、択一と合わせて、"合わせ技一本"。(開示請求した私の成績結果からの推察)
 ⇒私がご紹介させて頂いた対策・勉強法の効果測定例として、合格した年の成績で言うと、二次成績:61.25(択一:27/40、筆記:55.0/100)。要は、択一で逃げ切った形。なお、口頭試験で筆記回答論文に対する質問は無かった。
・"総監は難しい"というイメージを払拭する考え方とは?
 ⇒合格率15%位というと例えば出目を予想してサイコロ1個振って当てる位。とにかく正しく勉強して前に進んでいればいつか合格する。
・色々購入した技術士本の中から、本note内で紹介した文献などを最後にまとめました。

参考図書
[1] 日本技術士会,“技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)(平成16年1月)”
:いわゆる青本です。既に絶版となっており、記述内容に古い箇所が認められるので、試験用教材としては適さないかもしれません。しかし、総監とは何かというフレームワークを理解するには最適な1冊です。実業務でも座右の書としています。

[2] 文部科学省,“総合技術監理キーワード集2019年 (2018年11月)”
:上記は私が受験した時の版です。既に2020年版が出ていますので、日本技術士会か文科省のHPから適宜最新版を入手下さい。このキーワード集からの択一問題出題率は高い様です。文科省の当該2020年版URLは下記です。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/toushin/1411203_00001.htm
なお、令和元年度試験では、40問中39問がキーワード集からの出題されていたようです。
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/002/gijiroku/1417048_00002.htm

[3] Sukiyaki塾HPの総合技術監理部門対策のページ
https://www.pejp.net/pe/niji/soukan/soukan.htm
:HPで勉強させて頂きました。講師の方々は毎年技術士試験指導をされているので、試験自体のトレンドに詳しく、非常に勉強になりました。私は過去の合格論文やセミナー資料などをフリーダウンロードできるパスポートを購入し、また総監100本ノックなるアプリも購入し勉強しました。しかし、上記URLの内容を理解するだけでも、総監についてかなり理解が進むと思います。Sukiyaki塾の講師の方々には、そのほか口頭試験対策でもお世話になりました。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
[4] リスクマネジメント規格活用検討会編,“ISO 31000: 2009リスクマネジメント 解説と適用ガイド (2017年4月)”,日本規格協会
:1章でもご紹介しましたが、総監の現在のトレンドと思います。そんなに厚い本ではありませんので、一読をお薦めします。
[5] 自立ビジネスマン実践会著,“聴く!技術士総合技術監理部門のツボ(2013年6月)”,学芸出版社
:発行後時間が経過しているためか、昨今の総監試験でトレンドとなっている、中長期的管理、残留リスク、二次リスクの重要性については、明確には書かれていないように感じます。(少なくともSukiyaki塾のHPでフォーカスされている程度には書かれていないという意味です。個人的見解です。)しかし、それ以外は筆記試験対策のノウハウがギッシリ詰まっていますので、是非一読をお薦めしたい一冊です。

[6] 山崎恭司著,“聴く!技術士二次試験論文のツボ(2011年3月)”,学芸出版社
:こちらは、[5] の著者が一般部門向けに書かれた本です。まだ技術士試験に技術的体験論文というのがあった時代の本ではありますが、技術士試験全般への取り組み方が非常にわかりやすく記述されている名著だと思います。今も色あせないとはこういう書物を言うのかと思います。私も機械部門の受験時には、付録のCDを何度も聞きました。今でも目を閉じると「筏直下とその周辺部分」というフレーズが聞こえてきそうです。
[7] “電気総合誌オーム 2018年10月号”,オーム社
:令和元年度試験の受験時に購入した版を例示しましたが、毎年10月号にはその年の「技術士第二次試験<総合技術監理部門>の出題傾向と解答・解説」という記事が組まれます。その中に「必須科目(記述式)の解答例と解説」というトピックスがあり、解答例が掲載されます。
[8] 福田遵著,“技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策(2019年1月)”,日刊工業新聞社
[9] オーム社編,“技術士総合技術監理部門キーワード集と択一式問題の完全攻略(2019年4月)”,オーム社
[10] 福田遵著,“技術士第二次試験「総合技術監理部門」標準テキスト<技術体系と傾向対策>(2018年1月)”,日刊工業新聞社
:[8]~[10]は択一勉強用に購入した本です。掲載されている例題は、概ね実際の技術士試験の過去問からの抜粋ですので、どれを使っても大差は無いと思います(但し、[10]は例題なし)。手前味噌で恐縮ですが、ポイントは2章で紹介させて頂いたひと手間だと思います。
[11] CEネットワーク編,”2016年度技術士試験総合技術監理部門傾向と対策”,鹿島出版会
:これは番外での紹介です。同社のシリーズには「択一式問題集」なる本もあるのですが、ご紹介する「傾向と対策」には、青本のキーワードが樹形図の様にまとめてあり、簡単な語呂合わせも載っています。青本が絶版になるまで、青本の復習用に用いていました。2019年度版には問題が8〜11問×5分野分が載っていますが、少し前の2016年度版には30問×5分野分とたくさんの例題が載っていましたので、永らく2016年度版を青本復習用に重宝させて頂いておりました。
以上です。by平和坂

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