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お絵描き←タマヨリヒメとワダツミ

ただいま連載中の『璦憑姫と渦蛇辜』にて、挿し絵があったら良いというコメントをいただき、「いやあムリムリ〜」とお返事したものの、「自分には無理でも今どき絵を描いてくれる賢いAIがいるではないか!」と気がついたんですわ。

それでですね、ちょっと調べてみました。
色々あるのですね。
ではお絵描きAI氏にどんなものを描いてもらったらいいか?とイメージしながら落書きしてみました。

そして気がついたらけっこう夢中で絵を描いてた。
その中から、まあまあ形になっている数枚です。
よかったら見てね。



赤い月夜の船出・1章の旅立ちのシーン

顔の向きを何パターンかかいたけど、難しいわ、これ……
ワダツミ長髪短髪論争がありますが、結論は短いよってことで
分断される前は神っぽい長髪(白銀)なので、差異があった方がいいかな


水面に立つタマと魚の影・イメージ

魚のデザインは細部まで結構決まっているが描くとなると難しいな


海賊の3人組

ジブリ感を出したくて……
伝わって〜


海賊達の入れ墨のイメージ

でもこれイマイチなんだよね
縄文タトゥーみたいな、洗練とプリミティブが同居したかっちょいいデザイン、誰か下さい
ワダツミも縄文時代の黥面文身と呼ばれるタトゥーが顔から体まで入ってるんだけど、これも描けない
美形を台無しにしつつ魅力を底上げするような絶妙なやつ下さい

アジャクが編んだカゴ

山の民族・狩猟民の子であるアジャクが蔓で編んだカゴ
農耕民のまちへ持っていって物々交換をしていた

古代の道具ってどんなものが使われていたか、調べると面白いのね
お腕ひとつでもすごい研究がなされていて
生活の道具って、数百年数千年前のでも生きていた人間の息遣いを伝えてくるからほんと面白い
タマヨリヒメとワダツミは、神話時代という架空の時間を設定している
雰囲気としては邪馬台国とか古墳時代なんだけど、縄文時代や大陸文化もあってその辺は融通無碍な感じ
もっときっちり時代設定を組んだ方がいいかと悩みつつ、勢いだけでここまできてしまった

でも自分は異説の日本史みたいなのが大好きで、「実はこうだったかもしれない」というノリの、学術的には証明されてない「こうだったら面白い」話にワクワクする
そんなわけで日本人海洋民族説を推した結果、こんな話になっているのである

あ、それでAIに描かせるアイデアだけど、それっきり全然進んでないのです………








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