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人ごみが苦手な人、初めての文学フリマへ[覚え書き]

念願の文学フリマ(東京36)におでかけしたので、その個人的な記録です。


2023年5月21日(日)天気くもり
東京物流センター

到着11:45
すでに長蛇の列。並ぶ。並んでいる間にどんどん列は長くなる。

オープン12:00
まだ入れない。

入場12:10
流れにのって会場へ。受付でパンフレットをもらう。
ちなみに入場無料。

場内は明るい。思ったよりも出展者の方々は若い印象。
サークル勧誘みたいな雰囲気。
ちょっと(かなり?)及び腰になる自分。
あっちこっちから、ビラや無料配布を渡される。
すぐに手が塞がる。

熱気がすごい!

雰囲気に完全に飲まれる。
なんか分からん汗が出てくる。
耐える。


noteの相互さんのブースにうかがう。
安堵と緊張感が同時にきてわけが分からなくなる。
テンパって本名を名乗ってしまう。
当然、誰?と思われるので慌ててペンネームを告げる。
お話をしてくださる。
見本誌を手汗まみれにしながら拝見する。
お迎えする本を選んで立ち去る。
(内心感極まっている)

奥の方から回る。
カレーのいい匂いがする。
肉を売っている。
それどころではないので素通り。

人の波にのって歩き回る。
ちらしやお品書き的なものを渡される。
読もうと立ち止まると人の流れを堰き止めてしまう。読むのを断念。
もらうことに専念する。

ようやく周囲が目に入るようになってくる。
ひとつのブースは基本は机ひとつ分くらいで狭い。
でもそれがそれぞれに個性を出していて見応えがある。
楽しい。
色々気になる本がある。
タイトルに惹かれて立ち止まると、本の内容などを説明してくれる。
こ、これが対面販売………!

呼び込みに熱心なとこも、にっこり微笑むとこも、置物のようなとこも多種多様。

でも書かれた方の目の前で読む、というのは大変な緊張感をともなう。
たぶん書いた方も緊張している。
視線が痛い………。痛すぎる………!
緊張して内容が頭に入ってこない。
申し訳ないが見本誌を置く。
これは後から思うと、もっとやりよう言いようがあったのではないかと悔やまれた。(心が痛い)

気になるブースを発見。
全く顔を上げないどころか、ボードの棚をついたてのようにして後に隠れている店主さんがみえた。
裏で何か書き物をしているように見える、が。
本のキャッチコピーも気になった。
でも孤高のオーラが怖すぎて近寄れない。
3周しても近寄れない。
仕方ないので、連れに頼んで買ってきてもらった。それを遠くから見る自分……。
何しに来ているのか?
店主さんは「初めて売れました(にっこり)」と云ったとのこと。
振り返ればまたボードの奥に潜んでしまった。
かわいすぎてもはや好きだ。

途中、水分補給をしながら回るが半分が限界だった。
人酔いの一歩手前ぐらいで離脱。

最後に別室の見本誌コーナーに寄る。
ここはゆっくり読める。

滞在時間、約2時間。
足りない。

来場者数は公式さんの発表で11,279人 (出店者: 2,826人・一般来場者: 8,453人)です。


文化祭ぽくてかわいい

次行くなら気をつけたいこと↓

・下調べは必須。
 ブースの位置とサークル(お店)の名前は把握

・落ち着いて移動するための戦略
 事前に気になる作家さんの情報収集
 一巡目→ルートを決めてそこを巡る
 休憩
 見本誌コーナーでじっくりチェック
 二巡目→チェックしたとこを中心に行ってみる
 (直感は信じてよい。一期一会を大切に)

・水分必須。暑くない格好(脱ぎ着できる)

・本をしまいやすい鞄と出しやすいお財布

・ペーパー類をしまうファイルも

・小銭を用意していったらよろこばれた

・手汗がひどいので手袋をし、表紙をしっとりさせない配慮と、紳士淑女感を出していく

自分が出店するとすれば…↓

・『お店屋さん』感覚で楽しめそう

・劇団スキルがフルで使えそう(設営、フライヤー、セット、小道具、物販、衣装)

・ブースひとつを丸ごと表現スペースとして使う

・テーマを作ってそれに沿ったセットを作る

・色のイメージと統一感はマスト

・名刺あるといい

・おまけ(絵葉書やしおりなど)もらえると嬉しかったので用意したい

・キャッチコピーは短く印象的に

・ポスターなど目にとまりやすいビジュアル

・売れないから逆に部数を少なくして紙やとじにこだわれる

・既成の本にはない形で作れる。全冊手作りでもいい



⭐︎おまけ⭐︎

noteつながりの方に呼ばれて代々木でやっていたタイフェスへ寄る。
こちらの方も初対面。はじめましてがたくさんある1日だ。

来ましたタイフェス🇹🇭

こっちも結構な人ゴミ。
文学フリマで揉まれ慣れたのと、屋外なのともはや外国なのとで、いくらか気は楽になっている。 
美味しそうなものがたくさんあるが、お腹に余裕がない。(でも食べたい)
タイカレーの匂いを吸いまくって食べた気になる。

トゥクトゥク、乗ってみたい

楽しかったです。
ご出店の方々、お疲れ様でした。


読んでくれてありがとうございます。