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【シティ10位】留年LOによるシティリーグレポート

どうも、ねすとです。
今回はシティリーグに参加してきたので、その対戦レポートを書いていこうと思います。
今回の使用構築は僕の前回の記事で詳しく解説してあるので、詳しく知りたい方はこの記事に投げ銭するつもりで読んでいただけるととても嬉しいです。貧乏学生なので売上は京都の渡航費になります…
前回の記事↓
https://note.com/nest_poke/n/na15f0c22b28d

1.前書き

今回のシティリーグは人生初構築の共有をして挑んだ大会で、原案者の僕の他に2人同日のシティで握った人がいました。
ねすと
桟敷
みがわりそー
の3人で、この留年LOを握ることにしました。
そもそもなぜ留年LOなのか?ということですが、このデッキのコンセプトは相手のエネルギーを遅らせることなので、それを留年に例えました。

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嘘です。こういう理由です。

この構築は結構自信があり、一月頭からずっと回して練習していたのですが、シーズン2の中 期、とーしんがマグカルゴLOで結果を残してからLOが認知されるようになり対策され始めてしまいました。ですが対策といっても主にメリープの対策が進んでいて、僕の構築の要であるエネルギーテンポロスが対策されていたわけではなかったため、シーズン3でもまだ通用すると判断してマグカルゴLOで挑みました。
また、対策が進んでテンプレのマグカルゴLOがまともに戦える環境ではなくなったため、マグカルゴLO自体数を減らしてきていたためミラーの発生がしづらく、減ったことにかまけて対策を怠ったデッキを轢き潰せることもデッキ選択の理由です。
今回の記事は、同じ構築を使った3人の意見をまとめて書いていこうと思います。

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デッキレシピも一応あげておきます。

2.振り返り 〜ねすと〜

初戦 小ズガ 先攻 LO勝ち
相手マリガンで結晶、ポケモンキャッチャーが見えたのでキャッチャーが入っている炎ということはキュウコンが入っていない、つまり小ズガもしくはズガアゴだと速攻で判断
こちらヤレユータンスタート、順調に回り理想盤面を作る
相手はズガドーンGXで殴るプランを選択し、山をあまり削らない戦法を取ってくる
エネを割って山を引かざるを得ない盤面を作り無理やり山を引かせたところに順当にマッグバンを打って勝ち

二戦目 超ミュウミュウ 先攻 負け
こちらソーナンススタートであまり良くない
中盤までドロソに触れず、人形やキリンリキを場に出せずにマリィナイトウォッチャーで殴られ続けて最後にカオスオーダー決められて負け

三戦目 超ミュウミュウ 後攻 LO勝ち
こちらキリンリキスタート
相手デデンネから入ってきたものの盤面を展開できず+ドロソに触れず
なのでゆっくり盤面を整えつつエネを割ってヌメラを出しワンダーラビリンスを貼って相手の動きを止めてから順当に山削って勝ち

四戦目 小ズガ 先攻 LO勝ち
こちらキリンリキスタート、猿知恵二枚サイド落ち
相手対LOは初めてらしく、こちら盤面を整えて終えたにも関わらず火打石を連打し山を圧縮する
ヤレユータンが盤面に出せず苦戦するが相手が自分で山を削っていてくれたためマチスジュジュハチ×2マッグバンを決めてどうにか勝ち

ここで階段が崩れて予選終了
負けた試合は全勝者だったため、オポネントも高い自信がありトナメ行けるやろーとか思ってました

落ちました

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オポネントシステムどうなってんの…計算過程見せてくれないと納得いかない…

今回は構築に欠陥があったようには感じず、大きなプレミもなかった自信があったため結構ショックでした。
あとこの構築は三神を特に重く見て作った構築なので、三神に一度も当たらなかったのが辛かったですね。当たりたくない超ミュウを二回も踏んだのもついてなかったです。一度は勝てたのでまだよかったですが…
次の環境からはグズマの代用が帰ってくるとのことなので、その効果によってはまだLOが戦えるかもしれないので期待してます。フラダリなら嬉しい。裏縛るコストが楽になるので。

というわけで僕のシティはベスト16、10位という結果で終わりました。
次こそは全勝で予選抜けたいです。

次は桟敷さんの振り返りです。

3.振り返り 〜桟敷〜

一戦目
悪バレット

LOと今まで当たったことがないという対戦相手だった
相手は後攻一ターン目に博士の研究をうち、二ターン目にシルヴァディをレッドアンドグリーンで立て始める

こちらはヤレユータンスタートをする
そして、裏に人形を置けたが手札にマチスの作戦とジュジュハチ、マグカルゴなどしかなく展開に苦労する
やることもなく困ったため、とりあえずジュジュハチを打ったところ博士の研究、クイックボール、マグマッグが落ち絶望する
ドローゴーをひたすら繰り返す中、なんとかトップでクイックボールを引くことに成功(あと一ターン遅れていたら種切れ負けだった)
そして山札を見た時、恐ろしい事実に気づく
マグマッグが一体もいないのだ。二体サイド落ちをしており一体はジュジュハチでトラッシュに行っていた
ザシアンVを持ってきてふとうのつるぎをするがニコタマ、ザオボーなど不要札しか引けない
ザシアンVもデッドエンド追加効果ありで倒され種切れ負け

相手はクイックボールを空打ちしたりして毎ターンシルヴァディでどんどん山を掘っていってくれていたし毎ターンドローソースを使っていてLOへの立ち回りを全く知らない相手だったので負けたのは物凄くショックだった

二戦目 小ズガ

一戦目は運負けだったが、こちらの二戦目は俺のプレイングが下手すぎて負けた試合
相手のデッキにウッウVとビクティニPSがいないことが途中で分かったのだがミュウとソーナンスをジュジュハチの追加効果で追放せずずっとベンチに置いたままでピッピ人形の二体目が置けなかった(ジュジュハチの追加効果を使うという発想が何故か抜け落ちていた)

また、序盤シロナ&カトレアでカードを切る選択が間違っていた
一戦目と違い手札が非常に良く、どうせ使わないだろうと思った博士の研究をトラッシュする
また、ザシアンVも場に出ているもの以外全てコストにしてしまう

そして、後半でリセットスタンプを打ちつつ、ザシアンVを呼び出され倒された

その結果、ピッピ人形と風船を同時に手に入れないと負けという状況に追い込まれる(地ならしさる知恵は生きていたが固定して持ってくることができるのは一つのみ)

山札の枚数は残り10枚ほどであり博士の研究さえ使えればおそらくどちらも引けたのだが序盤で切っていたため使えなかった

マグカルゴLOは序盤でコストにしていいカードの選択も難しい点だと感じた

一戦目はまだ分かるが二戦目は完全にこちらのプレミで当たったらラッキーともいえる有利デッキの小ズガに負けてしまい、シティもまだ序盤だと思うのにかなり落ち込んでしまった
それがこれから先のプレイングに悪影響を与えたと今になって思う

三戦目 三神MMザシアン

三神ザシアンは練習で何回もやっておりこのデッキなら基本負けることは無い相手だった
また、スタートもヌメラだったため安心してバトルを開始する
しかし、先行一ターン目相手が三神に隠密フードを貼り出す
?マークで頭の中がいっぱいになるが続いて相手はクイックボールでミュウミュウをトラッシュ
どうやらこのデッキはミュウミュウ入り三神でシャドーボックスケアの隠密を入れてるのだと気づく(試合後に話したところ、この隠密はメリープケアでもあったらしい)
クラッシュハンマーも全て外れて相手にオルタージェネシスまで許してしまう
だがそれでもジュジュハチで相手のカスタムキャッチャーが計2枚落ちたことから何とか気を取り直す
そして人形を盾にしてカルゴを立て、あとは地ならしさる知恵で必要パーツを毎ターン持ってきて勝つだけだと思った矢先恐ろしい事実に気付く
ヤレユータンが2枚ともサイド落ちしていたのだ
一戦目のマグマッグ2枚落ちに次ぐ酷いサイド落ちで精神的ダメージを食らう
対戦中だが発狂して叫びそうになった
それでも気を取り直し戦うものの毎ターン欲しいカードを持ってこれるのが番終わりのふとうのつるぎだけになってしまい、それで持ってきたカードも相手が毎ターンマリィを連打することで完全に流されてしまった
この試合は相手がマリィを毎ターンのように打ち、打てないターンもシロカトでマリィを回収していた
相手もかなり戦い慣れていたと思う

この時点で3敗
完全に意気消沈するが64位以内に入れればポイントをゲットできることを知る
3-3を目指してモチベを保つ

四戦目 チラチーノLO

3連敗卓の雰囲気は結構和気あいあいとしていて相手と試合前に色々と話せた
「なんか今日本当に勝つことしか考えてないようなデッキできたんですけどもう三連敗してしまって、こんなんならもっと楽しめる系のデッキを握ってくればよかった」
「僕もそうですよ〜」

こんな感じの会話をした
会話の内容的にまさかと思ったらそのまさかで相手もLOだった
ただ、チラチーノ型だったので相手は山を掘らないといけない分こちらの方が有利
最後にはジュジュハチマッグバンで八枚削り取り勝利した

五戦目 モスノウインテレオンV

ヌメラスタートしたが相手がインテレオンVだったことからめっちゃ慌てる(ヌメラはインテレオンVの上技でワンパンされるからだ)
だが冷静に考えて相手はサイドを一枚ずつしか取れないデッキなのだからヌメラ一体倒されても追いつけると思いヌメラをバトル場で壁にし続ける
この判断がうまくいった
相手はモスノウを立てるのが遅れて前に手張りしか出来ないでいた
そこにこちらはエール団のしたっぱワンダーラビリンスクラッシュハンマーを首尾よく引けたので系4ターンほど遅れさせることが出来た
相手はモスノウを立てることに成功するがその時点でこちらの準備は完全に整っており決着は着いた

六試合目 水パーフェクション

続いての相手もまたモスノウデッキ
相手はMMを展開しトラッシュにソルガレオやカメックスGXを落としたことから俗に言う水パーフェクションデッキであることが分かった
こちらはマグカルゴもザシアンもヤレユータンも理想通り立ち、ピッピ人形も毎ターン置くことができた
水デッキといえば怖いのはボルケニオンPSだがそれも入っていなさそうだった
首尾よく相手の山を掘れて完全にこちらは勝ちを確信する
が、そこで思わぬ行動を相手が取ってきた

なんと相手はロケットスプラッシュで場のエネルギーを山に戻し、山を回復し始めたのだ
こちらはジュジュハチで応戦して山を破壊したところ、山札の水エネルギーがトラッシュに落ちた
そして、その次のターンにターボストライクを打つことでトラッシュに落ちたエネルギーを場につける

つまり、相手はロケットスプラッシュとターボストライクを交互に繰り返すことで絶対に山切れが起きなくなったのだ

美しいコンボだなと素直に感心した
が、あくまで美しいだけ
武という よりは舞 舞踊だなと感じた
そのコンボは確かに強力に見える。だが一部のLOデッキに入ってるたった一枚のカードで完全に崩壊するのだ。

だ、駄目だ。まだ笑うな、堪えるんだ……

そう思いながらクイックボールを発動させ山札を見る
全てはキリンリキを探し出し、憎きカメックスとソルガレオを永遠にロストへ送ってしまうため
しかし、キリンリキはそこに存在しなかった
そうサイドへいっていたのだ

「ンネネェェェェェェェェェェェェェェァ」

試合中だがもう完全に発狂しそうになった(同じ日に何回発狂しそうになってんだろ……)

当然そのループを破れるわけもなく敗北

2-4という結果で終わってしまった

とりあえず人生でこの日ほどグラジオ欲した日はないだろう
帰る時も前澤社長の100万円よりもグラジオが欲しい。グラジオをレギュ落ちさせたクリーチャーズ許せねぇ!! ポニータ石井も許せねぇ!!と思いながら帰ってた

しかし冷静に考えて俺のプレイングもお粗末だった
特に二戦目
一戦目のショックがあったからといってジュジュハチの追加効果を忘れてたのは擁護しようもないミスである
ジュジュハチ追加効果でベンチをあけとけば、さらにピッピ人形も置けたしもう少し延命出来ただろう

また、他にもやったミスとしては

・普通の釣竿を使ってからジュジュハチを打ってしまう
・友達手帳とタッグコールの使う順番を間違える
・ふとうのつるぎを使わずに番を終えてしまう

などのミスもあった
個人的には毎試合ミスしないように気をつけながら回していたはずなのだがそれでもかなりのミスをしてしまった
マグカルゴLOは確かに強いデッキだが、毎試合考えることが多かったりややこしい手順が多かったりとかなりミスをしやすいプレイング難易度が高いデッキだなと感じた

それらのプレイングミスを無くすためには訓練しかないのだろう
一人回しや対人練習を沢山できる人にはオススメだが、練習する時間をあまり取れない人にはそこまでオススメ出来ないデッキだと感じた(あと精神的に脆くてすぐ焦ったり動揺したり発狂しそうになる人にもオススメでかない)

構築的には特に改善点はないかな

結果2-4

(ねすと)一応DMでもらった感想を原文のまま掲載してます。結構文章量があったため色々切り取りながらまとめようかなーとか思ってたら桟敷テイストの文章を読んで「あぁ、こりゃ原文ままじゃないといけないやつだな…」とか思いながら載っけました。この文章力、素直にすごいと思う(こなみ)
僕の文章の数倍書いてるよこの人…

次はみがわりそーの感想です。

4.振り返り 〜みがわりそー〜

みがわりそーの方はすでに振り返りレポートを上げているため、気になる方はそちらをご覧ください。ここでは彼の戦績と、一言コメントを書いていこうと思います。

https://note.com/migawariso/n/n5fb4a60f3610

初戦 ピカゼク 先攻 LO勝ち

二戦目 超ミュウ 先攻 種切負け

三戦目 ロストマーチ 先攻 LO勝ち

四戦目 三神単 先攻 0-6負け

五戦目 ピカゼク 後攻 LO勝ち

六戦目 ピカゼク 後攻 LO勝ち

結果4-2 27位

プレイングが難しいと思ってる人が多いと思うが、実際触ってみると意外とジュジュハチをどう通すかを考えるだけなので毛嫌いしている人はぜひ触るべき
ただ、前日までの対人練習が2時間しかないような人は有り得ん疲れるのでラムネとスポドリを死ぬほど持っていきましょう

僕は留年しましぇん!

(ねすと)事前練習では対ピカゼクは負けないと思っていたのですが、実際はパルスワンVの影響でそこまで楽な試合でもなかったみたいです。送電で山を掘らずにエネをつけられ、最低限だけの火力で殴るだけでいいのでピカゼクよりもパルスワンが強かったみたいです。
そこを懸念していなかったのはデッキ原案者としては頭が足りなかったなぁと反省しています。

5.総括

型はテンプレのデッキではありますが、デッキの内容は独創的なデッキを作ることができたと思っています。全員そこそこの結果で終わってしまいましたが、弱いデッキだったわけではなかったので自分のセンスは信用してもいいんだなーと思えるいい経験になりました。
次環境は人形LOが厳しそうですが、超越ができるカードやザシアンの特性を止めれるようなカードが出ればまだLOはやっていけそうだと思うので期待してます。
また何人かで同じ構築を共有するというのも経験することができたので今回のシティリーグは得るものがとても多かったように思います。仲間と相談しながらデッキを作るのは楽しかったです。これからもやっていきたいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

では。

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