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実際に使える金は2年間少ない状態が続いている理由

実質賃金が23ヶ月連続マイナスだそうだ。賃上げのない企業や、賃上げが少ない企業の従業員は、これからも苦しいまま。


実質賃金とはなにか

実質賃金は、労働者が実際に購入できる商品やサービスの量を表す。

名目賃金:
* 労働者が実際に受け取った給与の金額。
* 企業が支払う給与総額も含まれる。
* 物価変動の影響を受けていない。
例:
* 2023年の名目賃金が1万円だった場合、2024年にも名目賃金が1万円であれば、名目賃金は変化していない。

実質賃金:
* 名目賃金から物価変動の影響を除いた賃金。
* 労働者が実際に購入できる商品やサービスの量を表す。
* 物価が上昇すると、同じ名目賃金でも実質賃金は低下する。
例:
* 2023年の名目賃金が1万円で、消費者物価指数が100だった場合、実質賃金は1万円/100=100円。
* 2024年に名目賃金が1万円のまま、消費者物価指数が110になった場合、実質賃金は1万円/110=90.91円となり、実質賃金は低下する。

消費者物価指数:
* 家計が購入する代表的な商品やサービスの価格を調査し、指数化した指標。
* 物価上昇率を測るために用いられる。
* 指数100に対して、指数が110になれば10%上昇、90になれば10%下落したこととなる。
例:
* 2023年の消費者物価指数が100だった場合、2024年の消費者物価指数が110になった場合、物価は10%上昇したことになる。

関係性:
* 名目賃金と消費者物価指数から、実質賃金が算出できる。
* 実質賃金は、労働者の生活水準を表す指標として用いられる。

まとめ:
* 名目賃金は、実際に受け取った給与の金額。
* 実質賃金は、物価変動の影響を除いた賃金。
* 消費者物価指数は、物価上昇率を測る指標。
* これらの指標は、労働者の生活水準を測るために用いられる。

Gemini

2年間ずっと苦しい生活

物価高の影響で2年間生活が苦しい状況が続いているということだ。今までの給料で買えたものが買えなくなったり、買ったとしても量が少ない。

問題は、賃上げで解決できるかということ。4月の賃上げで5%とか上昇する人はもしかしたら、以前の生活に戻るかもしれない。だがこれも消費者物価指数次第ということになる。

5%以上の賃上げされる人はまだいいほうで、多くの人はもっと少ないかあるいは、賃上げなしである。これらの人は2年経過しても、解決せずにこれからもずっと苦しい生活が確定している。なぜなら物価はもう下がらないから。

これが私が常々言っている、嵐が過ぎ去るのを待つ戦略は間違えているという根拠だ。2年やって結果が出なかった戦略をまだ続けるのか。

投資をすれば打ち消してお釣りが来る

私の2年前の証券口座残高を確認した。証券口座が総資産ではないが、預金はあまりないのでだいたい同じだ。2年前と比較して、約2倍になっている。2年で2倍はできすぎなのだが、それでも投資をしていれば消費者物価指数を打ち消してお釣りが来るぐらいにはなる。(投資資金にもよるが)

私も給料はほぼかわらずである。投資をしていなければ、多くの人と同じように苦しい生活だったかもしれない。だが、投資のお陰で、毎月公開している家計簿でわかる通り、むしろ支出は多くなって、過去最大の消費をしている。

これはひとえに資産増大の恩恵と、これから先も上昇するであろうという未来が見えるからだ。

賃上げがない企業にしがみついて、節約をするという戦略は間違えている。ではどうしたらいいかというのは、大人であればわかるはずだ。

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