実際に使える金は2年間少ない状態が続いている理由
実質賃金が23ヶ月連続マイナスだそうだ。賃上げのない企業や、賃上げが少ない企業の従業員は、これからも苦しいまま。
実質賃金とはなにか
実質賃金は、労働者が実際に購入できる商品やサービスの量を表す。
2年間ずっと苦しい生活
物価高の影響で2年間生活が苦しい状況が続いているということだ。今までの給料で買えたものが買えなくなったり、買ったとしても量が少ない。
問題は、賃上げで解決できるかということ。4月の賃上げで5%とか上昇する人はもしかしたら、以前の生活に戻るかもしれない。だがこれも消費者物価指数次第ということになる。
5%以上の賃上げされる人はまだいいほうで、多くの人はもっと少ないかあるいは、賃上げなしである。これらの人は2年経過しても、解決せずにこれからもずっと苦しい生活が確定している。なぜなら物価はもう下がらないから。
これが私が常々言っている、嵐が過ぎ去るのを待つ戦略は間違えているという根拠だ。2年やって結果が出なかった戦略をまだ続けるのか。
投資をすれば打ち消してお釣りが来る
私の2年前の証券口座残高を確認した。証券口座が総資産ではないが、預金はあまりないのでだいたい同じだ。2年前と比較して、約2倍になっている。2年で2倍はできすぎなのだが、それでも投資をしていれば消費者物価指数を打ち消してお釣りが来るぐらいにはなる。(投資資金にもよるが)
私も給料はほぼかわらずである。投資をしていなければ、多くの人と同じように苦しい生活だったかもしれない。だが、投資のお陰で、毎月公開している家計簿でわかる通り、むしろ支出は多くなって、過去最大の消費をしている。
これはひとえに資産増大の恩恵と、これから先も上昇するであろうという未来が見えるからだ。
賃上げがない企業にしがみついて、節約をするという戦略は間違えている。ではどうしたらいいかというのは、大人であればわかるはずだ。
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