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金融資産税には反対

金融資産税の話題だ。こういう小さいところから都合よく解釈されて、課税されるので、ここで反対しておかねばならない。

何もしなくても取られる税金

個人金融資産の6割は60歳以上の高齢者が所有し、世帯平均貯蓄は2000万円を超えているといわれているので、これに課税することは、裕福な高齢者から、若い世代への所得移転という性格を持っている。

ヤフーファイナンス

一旦課税して、若い世代への所得移転になるわけがないだろう。政府の財布に入ってしまえば、それはもう自分たちのためにバラまかれるだけだ。若い世代へなど絶対に行き渡らない。そもそも2000万円は裕福ではないし。2000万円必要と行ったのは金融庁だろう。それをなんとか貯めたのに、課税するとはどういうことか。

波頭亮は、資産を現金や預金の形で持っていれば課税されないが、そのお金を土地に換えた途端に固定資産税を課されるというのは資産形態間の公平を欠くため、これからは土地だけでなく金融資産も資産課税の対象とすることが望ましいとしている。

ヤフーファイナンス

何が望ましいだ。「政府にとって」望ましいだろう。まったく意味がわからない。所得税や住民税を払ったあとに残った金にさらに課税するのは、二重課税ではないのか。もしこれが実現されるならタンス預金が1番の選択肢になる。私はまだ資産を増やす原資にするので、タンス預金はほとんどないが、いよいよ老後となれば相応の対策をしなくてはならない。

銀行預金以外の選択肢

タンス預金

1番に思いつく選択肢だろう。500万円~1000万円程度なら現実的な選択肢だ。隠す場所も困るが、そもそも金持ちそうな家に住んではいけないし、金持ちそうな服装や振る舞いをしてもダメだ。今流行りの強盗に襲われてしまう。色々防犯対策とかあるが、狙われないのが一番の防犯だ。あとは火事や水害など、現金が消失しないようにすることも重要だ。まぁ火事は耐火金庫でなんとかなるかもしれない。

債権などに換える

現金が課税対象であるならば、債権に変えておけば良い。ただこれも課税対象になりそうな気がするので、他の手段を考えておいたほうがいい。これがOKなら一番ラクなのだが。

貸し金庫

これも考えたがどうやらダメのようだ。

貸金庫の中身は見落としがちですが、前述のとおり相続税調査において必ずチェックされます。税務職員には金融機関を調査する権限があり、貸金庫の契約状況もすぐに把握できます。また、預金の動きなどから隠し財産の存在を推測し、貸金庫に目をつけられることも少なくありません。

相続会議

実物資産に換える

宝石や高級腕時計などに変えて保管する。ただこれも買うときに身分証明書の提出が求められる気がする。10万円金貨とかであれば、身分証明書は不要だと思うので、少しづつ変えておくのがいいだろう。その10万円も銀行から1回に下ろすのではなく、さり気なく長期間で少しづついつもより余分におろして10万円にすればバレない。実物資産は評価額が上下するので損をすることもあるだろう。しかし純金ならば大きく値下がりすることもなく、むしろ値上がりが期待できる。他にはドルとか金券とかもあるが、手数料とかを考えるとメリットがあまりない。

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