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アメリカ(S&P500)だけ下落するときはどういうときか

先日、会議中にふとしたきっかけで、投資や新NISAの話になった。オルカン推しの根拠を考えたい。


世界中に分散されているから安心だ

オルカンを推す人は、世界中に分散されているから安心という。安心とはなんなのか。アメリカが下落しても他の各国は下がらないという安心だろうか?ちょっと株をやれば連安するのはすぐにわかる。

分散すれば安心、どうもそこで思考が止まっているように見える。分散しても下落はするし、その後が問題だ。私はアメリカがだめなら世界もだめという考え方だ。

アメリカだけ下落するときはどういうときか

グローバルな経済環境では市場は相互に影響を与え合うため、アメリカ株が下落すると他の市場も連動して動くことが多いです。しかし、特定の状況下ではアメリカ株が下落し、他の市場(例えば中国やヨーロッパ)が上昇することもあり得ます。以下にそのような具体的な状況をさらに詳しく説明します。

### 1. 貿易戦争と貿易シフト
アメリカが特定の国(例:中国)に対して関税を課し、貿易戦争が勃発すると、アメリカ企業はコストの増加や市場アクセスの制限を受け、業績が悪化する可能性があります。しかし、中国やヨーロッパが他の市場(例えばアジアやアフリカ)との貿易を強化し、これによって経済成長が促進される場合、中国やヨーロッパの市場は上昇することがあります。

### 2. 金融政策の違い
アメリカが金融引き締め(例:利上げ)を実施すると、アメリカ国内の借り入れコストが増加し、企業の成長が抑制されることがあります。一方で、中国やヨーロッパが緩和的な金融政策を続け、低金利やその他の刺激策を通じて経済成長を促進する場合、それらの市場は上昇する可能性があります。

### 3. 特定の経済指標の変化
アメリカの経済指標(例:雇用統計、GDP成長率)が予想を下回り、経済の減速が示唆される場合、アメリカ株は下落することがあります。しかし、同時に中国やヨーロッパの経済指標が予想を上回り、強い成長を示している場合、これらの市場は上昇することがあります。

### 4. 地政学的リスク
アメリカが特定の地政学的リスクに直面している場合(例:政治的混乱や外交問題)、投資家はアメリカ市場から資金を引き上げる可能性があります。一方で、中国やヨーロッパが相対的に安定している場合、投資家はこれらの市場に資金を移動させ、それによって中国やヨーロッパの株価が上昇することがあります。

### 5. セクター別のパフォーマンス
アメリカの特定の産業(例:ハイテク産業)が規制強化やその他の理由で業績不振に陥る一方で、同じ産業が中国やヨーロッパで成長している場合、これらの地域の株式市場が上昇することがあります。例えば、アメリカのIT企業が規制やセキュリティ問題で苦戦している一方で、中国やヨーロッパのIT企業が成長している場合、その差が市場に反映されることがあります。

### 6. 商品市場の影響
石油やその他のコモディティ価格が急落した場合、アメリカのエネルギーセクターが打撃を受け、アメリカ株全体が下落することがあります。しかし、エネルギー価格の低下が中国やヨーロッパの製造業や消費者にとってプラスに働き、経済活動が活発化することでこれらの市場が上昇することがあります。

これらのシナリオは理論的に可能ですが、実際にはグローバル市場は複雑に連動しているため、単独で起こることは少なく、複数の要因が組み合わさって市場の動向が決まることが多いです。

ChatGPT

AIにきいてみたが、どれも無理やり作ったような回答になった。そもそもアメリカは、世界各国でビジネスをしている。なので、もし中国やヨーロッパだけが好景気になったとしても、その庶民が使うのは、中国やヨーロッパに進出したアメリカ企業のモノやサービスとなる。

下落したとして、回復はアメリカ市場が早い

一般的には、アメリカ市場が最も早く回復することが多いです。これは、強力な経済基盤、迅速な政策対応、高い流動性、およびグローバルな投資家からの信頼によるものです。

ChatGPT

私は下落を許容している。なぜなら必ずいつか起こるからだ。問題は、その後だ。下落したままではいけないし、実際は戻ることが多い。だがその戻るスピードと値幅には、各国に差がある。

コロナショックのときは、アメリカは大胆な金融緩和を行った。日本と違い、絶対に株価を上げるという強い意思を感じた。やるべきことを理解していて、大胆に実行するのがアメリカだと思っている。

なので、これからもS&P500が牽引していくだろうと思っているので、オルカンよりS&P500だ。

株価は経済によって上下するというのが、一般的な考え方だが、私は「株価操作スキル」というのも必要だと思っている。売買のみならず、市場との対話などだ。そのスキルが高いのがアメリカだと思っている。

競馬で言えば、馬が良くても騎手がダメなら負けるということだ。

世界の株式市場が下落した場合、どこの市場の回復が最も早いかは、複数の要因に依存します。それぞれの市場がどれだけ迅速に回復するかを決定する要因を以下に示します。

### 1. **経済の基礎体力**
- **アメリカ**: アメリカ経済は多様であり、消費者支出、技術革新、強力な金融市場によって支えられています。これにより、経済ショックからの回復が比較的速いことが多いです。また、FRB(連邦準備制度理事会)が迅速に対応策を講じることができるため、政策支援が強力です。
- **中国**: 中国は政府が強い統制力を持ち、迅速に大規模な経済刺激策を打ち出すことができます。また、国内市場の規模が大きく、輸出依存度も比較的低いため、外的ショックに対する耐性もあります。しかし、経済の透明性や構造的な問題が回復のスピードに影響を与える可能性があります。
- **ヨーロッパ**: ヨーロッパは多様な経済構造を持つ連合体であり、政策決定に時間がかかることがあります。ただし、欧州中央銀行(ECB)の金融政策と各国政府の協調によって、回復をサポートすることが可能です。各国の経済状況や財政状態によって回復の速さが異なることがあります。

### 2. **政策対応**
- **アメリカ**: 金融政策と財政政策の迅速な対応が期待されます。FRBは利下げや量的緩和を迅速に実施する能力があり、政府も大規模な財政刺激策を迅速に決定できます。
- **中国**: 政府の中央集権的な構造により、迅速な政策対応が可能です。特にインフラ投資や消費促進策などが迅速に実施されることが多いです。
- **ヨーロッパ**: 欧州連合の各国が協力して対策を打ち出す必要がありますが、協調行動に時間がかかる場合があります。ただし、ECBの金融政策が迅速に実施されることが期待されます。

### 3. **市場の構造と投資家心理**
- **アメリカ**: アメリカ市場は流動性が高く、世界中の投資家が注目しています。リスク資産への投資が戻るとき、アメリカ市場がその恩恵を最初に受ける可能性があります。
- **中国**: 国内投資家の割合が高く、政府の介入によって市場の安定が図られることがあります。ただし、外国人投資家の信頼を回復するには時間がかかる場合があります。
- **ヨーロッパ**: 多様な市場が存在し、地域ごとの経済状況によって回復の速さが異なる可能性があります。特にドイツやフランスなどの主要経済国が先に回復する傾向があります。

### 4. **グローバル経済との連動性**
- **アメリカ**: グローバルな経済活動と強く連動しており、特に他の先進国や新興国の回復が進むと、アメリカ市場もその恩恵を受けることが多いです。
- **中国**: グローバルなサプライチェーンの中心であり、世界経済が回復する際に早期に恩恵を受ける可能性があります。特にアジア地域との連携が強いため、地域の回復が重要です。
- **ヨーロッパ**: ヨーロッパは貿易依存度が高く、グローバル経済の回復とともに市場も回復する傾向があります。特にアジアやアメリカとの貿易関係が重要です。

### 結論
一般的には、アメリカ市場が最も早く回復することが多いです。これは、強力な経済基盤、迅速な政策対応、高い流動性、およびグローバルな投資家からの信頼によるものです。ただし、具体的な状況によっては中国やヨーロッパが早期に回復する場合もあり、各市場の回復速度はその時々の経済状況や政策対応に大きく依存します。

ChatGPT

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