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老後2000万円では不足 4000万円必要になるかもしれない

インフレにより老後に必要な試算に修正が入るという主張。どうやら倍の4000万円が必要らしい。


インフレに対応することが最重要

4,000万円と聞くと、びっくりしてしまうと思う。冷静に受け止めてみよう。

物価が上がることは外的要因なので、どうしようもない。なので愚痴をこぼすのは却下。政治も何もしないので、期待するもの却下。まずこのことを強く最初に言っておきたい。

そのうえで、どうすればいいのか。結論は、インフレに対応するしかない。物価上昇と同じ以上の賃上げされる企業に就職する。もしくは、インフレに強い資産を持っておく。要は株式投資ということになる。

いずれにしても、年間物価上昇率以上の収入を確保しないといけない。そして、貯金するなり投資するなりで、資産を残す必要がある。

おそらく多くの人はどちらも難しいと思う。ではどうするかというと、時間を売って副業で稼ぐしかない。節約も当然ではあるが、限界がある。節約をして4,000万円を残すことは現実的ではない。

なので、副業をして収入を増やし、投資でさらに資産増加を狙う。なんのことはない、今までやってきたことと同じことをすればいいだけである。4000万円になったとしても、資産運用をしていれば、インフレ以上に上がるのだから、むしろインフレ歓迎まである。

私は逆に燃える

4,000万円が必要かどうかは、記事をよく読んでいないのでなんともいえない。しかし、ヤフーのニュースに出るぐらいなので、これから各メディアで検証し、本当に4,000万円ならじょじょに浸透していくだろう。

私も2,000万円なら余裕とのんびりしていたが、4,000万円は想定していなかった。本当に4,000万円が必要であれば、軌道修正が必要だ。そうなるとまた、節約したり、資産運用に力を入れたりする必要がある。仕事も年収が高いところへ転職がベストだが、サラリーマンとして稼ぐのは効率が悪いので、ほどほどにしたいと思う。

4,000万円なら、インデックス投資で間に合うのか?という計算も必要になる。年齢的に4,000万円に届かない人は、個別株投資も必要になってくるかもしれない。

ねんきんはインフレに対応しない

老後4,000万円が必要なら、その分ねんきんを上げてくれればいいじゃないかと思うだろう。理論上はそうだ。だが、当然のごとく上がるわけがない。事実、この物価高でねんきんは物価上昇率以上に上がっていないだろう。

となると、この時点でもうねんきんは置いてきぼりだ。この小さなコンマ数%が時間ともに広がり、数十年後には取り返しがつかないことになる。

なので、いま物価上昇で生活が苦しい人は、ついていかなければならない。貯金を取り崩すのでは、その場しのぎでしかない。収入を増やすか資産が増えているかのどちらかの状態に持っていく必要がある。

今まさにここで離されると、取り返しがつかないことになる。

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