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本日、オルカンの銘柄が入れ替わるらしい

オルカンが本日、構成銘柄を入れ替えるようだ。入れ替えについて調べたので共有したい。


中国が外れて、インドが入る

オルカンから外れる101銘柄のうち、半数以上の66銘柄は中国株。代わりに入ってくるのがインドです。

ヤフーニュース

頻繁に入れ替えは起きないだろうと思っていたが、結構早めに入れ替えのニュースに出会った。中国が不動産不況なので、代わりにインドが入ってくるようだ。たしかに理にかなっているようだが、「入れ替える」という時点で、なんらかの要素が入っているのではないかと思った。

勝手な思い込みであったが、オルカンは広く分散して投資をし、株価が上がりそうだから・下がりそうだからという理由で入れ替えなどしないと思っていた。そうでないと、結局誰かの判断で投資をしていることになり、それにただ乗っかっているだけだからだ。(まぁそれでも初心者はいいのかもしれないが)

そんなわけで、どういう基準で入れ替えるのかAIに聞いてみた。

オールカントリーワールドインデックスの構成銘柄入れ替え基準

1. 採用候補銘柄の選定
* 各国のMSCIローカルインデックスから、流動性基準を満たす銘柄を選定
* 時価総額、平均出来高、売買代金など
* 市場全体の99%以上をカバー
* 以下の条件を満たす銘柄は除外
* 上場廃止予定
* 財務状況悪化
* 企業統治問題
* 特定株主による支配が強い
* ADR/GDRなど

2. 採用銘柄の決定
* 各国のMSCIローカルインデックスの構成比率を維持
* フリーフロート時価総額に基づいて、各国の採用銘柄数を決定
* 以下の条件を満たす銘柄は除外
* 時価総額が一定規模未満
* 流動性が低い
* 新興市場銘柄で、外国株比率制限に抵触

3. 四半期ごとに見直し
* 5月、8月、11月、2月の最終金曜日
* 上記の基準に基づいて、構成銘柄を入れ替え

4. 評価機関
* MSCI(Morgan Stanley Capital International)
* 世界的な指数会社
* 客観性と透明性の高い指数算出方法で知られる

Gemini

ようは、MSCIがある程度時価総額があり、業績などがいい感じの銘柄を選んでくれるそうだ。四半期ごとの見直しなので、ちょうど2月の見直しが本日ということになる。

MSCIとは

MSCIは、Morgan Stanley Capital Internationalの略称で、1969年に設立されたアメリカの金融情報会社です。

主な事業内容
* 株価指数算出
* ポートフォリオ分析ツール提供
* リスク分析サービス提供
* ベンチマーク設定
* ESG評価

株価指数
MSCIは、世界で最も広く利用されている株価指数の一つであるMSCIワールド指数をはじめ、様々な株価指数を算出しています。
* MSCIワールド指数:先進国の株式市場を代表する指数
* MSCI ACWI指数:全世界の株式市場を代表する指数
* MSCI新興市場指数:新興国の株式市場を代表する指数
* MSCIジャパン指数:日本の株式市場を代表する指数

Gemini

MSCIとはアメリカの金融情報会社らしい。ということは、アメリカ寄りなのかと想像する。

MSCIは未来の業績を織り込んで、採用銘柄にするか

MSCIは、未来の業績を完全に織り込むことは難しいと明言しています。

未来の業績を織り込む方法
MSCIは、未来の業績をある程度織り込むために、以下の要素を考慮しています。
* アナリスト予想
* 企業の財務計画
* 市場動向

Gemini

MSCIはごく一般的な評価で採用銘柄を決めるようだ。つまり、ある程度予測ができている銘柄なのでサプライズが期待できない。結果的にサプライズになるということはあるが、アナリスト予想範囲内の銘柄を採用するようだ。

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