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意識しなくても勝手に節約できる考え方

誰もがとりくむ節約。だが続かないのも事実。意識しなくても仕組み化すれば、結果的に節約になる考え方。


なぜ固定費節約が効果的なのか

節約を調べると、固定費節約がよく言われている。そもそもなぜ固定費節約が効果的なのだろうか。それは一度設定してしまえば、意識しなくても結果的に長期にわたり節約になるからである。

たとえば、スマホ代。格安SIMに代えるだけで、おそらく数千円は節約になるだろう。スマホは生きている限り使うので、生涯節約できることになる。保険も家賃も同様だ。一度その金額設定をしてしまえば、ずっと続くことになる。途中変更は可能だが、かなり面倒だ。なので固定費節約というのは、一度設定するだけで効果が永久的に続くことになる。

つまりルーティンと化している支払いを安くすれば、効果的ということになる。

例えばランチを節約する

外食する人が多いだろう。特にサラリーマンのランチは外食が多いはずだ。私が過去にやっていた例を紹介したい。チェーン店でランチをするというものだ。

結論からいうと、支払いを「ジェフグルメカード+株主優待券」にする。

外食チェーン店は、ジェフグルメカードというものが使えるところが多い。1枚500円の金券だ。金券ショップで買えば、470円ぐらいで手に入る。これで例えば、500円のランチを食べれば、30円の節約となる。

もう一つは、株主優待券だ。上場しているチェーン店ならだ、株主優待券がある。私が過去に使っていたのは、「天狗」という居酒屋のランチだ。その株主優待券を金券ショップで購入すると、数十円安く手に入る。

上記の、ジェフグルメカードと組み合わせれば、50円ぐらいの節約になる。加えて、ポイントカードがあれば、それも活用する。当時の私の支払いは、ポイントカード+ジェフグルメカード+株主優待券というものだった。こんな支払いは誰もやっていなかった。

独身なら大した事ないが、家族でならより多く節約の効果を実感できるだろう。

節約を仕組み化する

上記の節約をしたところで、50円。いっても80円ぐらいの節約にしかならない。だが、これを最初の固定に当てはめてみる。毎回同じランチで節約をすれば、固定費節約と同じことになる。効果は最初に書いたとおりだ。

何より貴重なランチ時間に迷うことがなくなり、自動的に毎日節約していることになる。習慣化すればもはや節約という意識もなくなるだろう。欠点は小銭が発生するということぐらいだ。あと定期的に金券ショップで仕入れる必要があるので、環境的に難しい人もいるかも知れない。

この考えはほかのいろいろなことにも応用できる。節約の一発屋を目指すより、少額だが継続できる節約を見つけ仕組み化することが成功の秘訣だ。こうして私は資産100万円~300万円ぐらいの間はずっとこういうことを続けていた。

浮いた金を使ったら意味がない

節約によりいくらか月末に残るかもしれない。だが、これを使ってしまったら意味がない。なんのための節約かといえば、資産形成を目的としているからだ。

生活水準は上げずに、節約して毎月黒字を多くして、新NISAに投資するのが一連の流れだ。

これからおそらくさらに物価があがり厳しい生活になると予想される。極貧生活は生活の質を落とすので、いかに仕組み化できるかがポイントとなる。仕組み化できれば、感情に左右されることなく、節約は確定するからだ。

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