東京都知事選挙から学ぶ今後の戦略
東京都知事選挙が終わった。この結果を受けて私が感じたことと、今後の戦略を共有したい。
法律より権力のほうが強い
私はこの世で最も強いものは憲法とそれに準ずる法律と信じている。だが今回の結果を受けて、法律単体では機能せず、それを運用する人間によって変えることができるということを感じた。
つまり、起訴されなければなにもないのと同じであり、起訴させない権力があれば、起訴にすらたどり着かない、つまり法に照らし合わせることもないということだ。
法律は強いが、それを捻じ曲げることができる権力者が最強ということだ。
この世の仕組みは変わらない
この世は権力者と老人で回っている。我々は手のひらで踊らされてるに過ぎない。例えば、新NISAで1,800万円の非課税枠ができた。庶民にとっては、埋められるような金額でもない。
だが、権力者と老人にとっては、1,800万円ははした金だ。おそらくこの程度で喜んでいることを嘲笑っていることだろう。
なぜなら彼らは、多くの人から少しづつ集めた巨額な金を、金持ち同士で合法的に回している。庶民からしたらずるいやり方であっても咎めることはできない。それは合法だし、仮に非合法であっても、上記の通り、法が機能しないからだ。起訴すらされない。
この世はアナログな老人と組織が管理している
スマホだネットだコスパだタイパだなどなどいっても、アナログ老人と組織には勝てない。そもそも同じ土俵でゲームをしていないので、ライバルはおろか、参加者とすらカウントされてない。視界にすら入っていないというやつだ。
デジタル化といっても、情報が0と1の電気信号になっただけの話だ。それを親指でなぞってイキっているだけである。根本的なところは何も変わっていない。
これからも、老人と組織が管理し未来永劫変わることはないだろう。
ではどうすればいいのか
金持ちの参加するゲームに参加することと、金持ちが困ることをするの2つだ。
金持ちの参加するゲームの世界は、権力と法律である。権力は上記の通りで、法律は当然守るべきものだが、いくらでも解釈で上振れ下振れする。だが権力者と同じことをやってもアウトなので、権力+法律が1セットだ。
金持ちが困ることは、以下2つ。
・選挙での投票行動
・消費の減少
選挙はわかるだろう。残り半数が投票していれば、組織票にも勝っていた。当日ジムにいって若者に投票を呼びかけたが、微妙な顔をしたのでおそらく投票していない。
私はたまに若者を金銭的に助けたいと思う気持ちが芽生えるが、投票したかどうかというのが重要な判断基準になる。何もしないで苦しいといっている若者は、助けようと思わない。
消費の減少は、常々言っている、サイレントテロだ。庶民が消費しないのであれば経済は回らない。企業ひいては、株主の利益は削られ、消費税の歳入も減る。
まとめると、権力を得るか、一生独身で極貧生活を送り、新NISAで資産を増やして、サラリーマンをやめる。住民税非課税世帯等になり、税金を払わない。これが一番効く戦略だ。
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