見出し画像

バブル世代は50代以上

ネットの掲示板を見ていると、たまに40代はバブル世代だから羨ましいとか書かれていることがある。おっさん=バブル世代という刷り込みなのだろうか。私もバブル世代は何歳なのか意識したことなく、かなり上の年齢=バブル世代という認識なので、無理もないかもしれない。誤解を解いておきたい。

バブル景気(バブルけいき、英: bubble boom)は、あくまで日本だけにおける好景気の通称で景気動向指数(CI)上は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月[2]までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象とされる。

Wikipedia

新卒入社楽勝世代

バブルの恩恵というところで、実感できるところは就職だろう。1986年に大卒22歳の人が今何歳かというと、57歳だ。1991年に大卒22歳の人は、52歳だ。つまり52歳~57歳の人はバブル入社組だ。まぁそのあとまもなく、バブルが崩壊するので資産形成という意味では美味しくないのだが、就職活動は楽だったはずだ。52歳~57歳は誰でも就職できたはずだ。そう考えると、この世代で非正規雇用の人はなんなんだろう?後のバブル崩壊で、職を失ったとか?いずれにしても、バブル入社組ですら、老後安泰というわけではないことがわかる。

バブルで稼いだ世代

やはり新卒は元手がないので稼げない。資産が貯まる30~40代ぐらいで投資をした人が最もバブルの恩恵を受けただろう。その人は今何歳か。1986年に30歳の人は、今67歳。1986年に40歳の人は、今77歳。だいたい67~77歳以上の人で投資をやっていた人はかなり儲けたと思われる。投資をしなくても、年功序列で昇給・賞与が半端じゃなかっただろう。不動産投資で借金をした人は、後のバブル崩壊で借金生活になったかもしれないが・・・。うまく天井で逃げ切れる人なんてほとんどいないだろう。

バブルで稼いだ世代の子供

67~77歳以上の子供だ。30歳で子供ができたとすると、37~47歳だ。就職氷河期世代と重なるのだが、実は親が金持ちの可能性がある。つまり多くの遺産を相続する可能性があるということだ。まぁ気が大きくなって使ってしまったとは思うが・・・。

老人に同情はできない

老後資金がないとか言っている、70代には同情できない。どれだけイージーモードな人生だったかわかっていないだろう。それが本人のものさしだからだ。今の若者の想像を絶する貧困と苦労はまずわからないだろう。70代で年金が足りないという人はどういう人生送ってきたのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?