見出し画像

「DIE WITH ZERO」を手に取ってから少し読んだ感想

有名な「DIE WITH ZERO」を買ってみた。手に取るまでの、心理や少し読んだ感想を書きたい。


DIE WITH ZEROを読むタイミング

実は、去年の8月に図書館で読んでいたようだ。そう自分の日記に書かれている。良い本だ、買いだとまで評価しておきながら、実は買っていなかったようだ。結構FIRE界隈では有名な本なので、You Tubeを見ると、要約などもでているし、必要なところはわかったので、買わなかったのだろう。

しかし、なぜか急にこの週末気になって買ってしまった。去年も8月なので、なにかきっかけがあるのだろうか?ただ去年と違うのは、資産がグンと増えていることだ。このまま独身で、働き続けることができるのであれば、老後はおそらく問題なく、資産運用状況によってはセミリタイヤも視野に入る。

さて、この本。有名なのだが、資産形成途中の人が読む場合と、今の私のように老後の目処がたった人が読むのでは、おそらく捉えかたが違うと思う。私は去年読んだときより、腹落ちするし、より具体的に今後どうするかを考える機会になっている。

本で人生が変わるとは何なのか

よく本の帯や、本屋のポップなどで、「人生が変わった」と書かれていることがある。あれは一体何なのか。私はDIE WITH ZEROを読んで、これらが変わるだろうなということ書きたい。まだほんの少ししか読んでいないので、変わるかもしれないが。要は自分がやりたい経験を見つけて、それにお金や時間を投資するということだ。私の学びは、時間も金も有限なのだから、集中する必要があると解釈した。

やりたい経験のために、色々変える必要があるかもしれない。それは、起床時間・食べ物・人間関係・仕事・休日の過ごし方・見る情報・You Tubeなどなど。すべてを変える必要があると感じた。要はメリハリをつけて、投資するところとしないところを分けるということだ。

もしかしたら、劇的に厳しく変える必要がある人もいるかも知れないし、逆にピンポイントで抑えておけば、あとはゆるめてもいい人もいるかも知れない。とにかく、目的ありきで、人生をデザインする必要がある。

DIE WITH ZEROを考えらる状況

DIE WITH ZEROを考える状況の人は、多くないかもしれない。いくら著者が資産形成の途中でも、DIE WITH ZEROを意識して過ごせと言われても、お金の不安があってはそれどころではないはずだ。まぁそういう人は本を手に取らないかもしれないが。

資産を貯める→資産を最適に使うへ変化したあとのほうが、しっくりくるだろう。なので、老後不安がまだある人は、DIE WITH ZEROの考え方をまだ学ばなくてもいいかもしれない。

その不安はいつ払拭されるのか?資産2000万?人による?おそらく両方だろう。正確に計算なんてできないのだ。なんとなくある日、「あ、これ大丈夫かも」という日が来る。

それは、すこし節約気味に生活してても、資産が右肩上がりに増えている状態のときだ。こうなると、「ん?すこし節約をゆるめてもいいか?」となり、「よりよくお金を使おう」という意識に変わるだろう。そのときに、手にとって読んでほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?