Arcaeaの譜面レギュレーションについて

(2022/07/07追記)この記事はv4.0がリリースされる前に書かれたものです。

1. はじめに


この記事ではArcaeaの譜面レギュレーションについて、それぞれの難易度に分けて紹介します。
特にFuture譜面のレギュレーション違反は気にする人も多いので覚えておくといいと思います。
Future以外の難易度ではFutureとの違いを書いていきます(Future ? 以外)。

ただしここで紹介するレギュレーションは公式から発表されている訳ではないので、今後の公式譜面によっては内容が変わる可能性があります(例外が書いてある項目は、特にその可能性が高いです)。

2. 全難易度共通


・アークやホールドの終点にタップやスカイを置くことができない
叩く為には一度指を離す必要があるので、アークやホールドの終点からタップやスカイまではある程度離しましょう。
ちなみに公式譜面で終点からタップまでが最も近い譜面で何msなのかは分かりませんが、筆者が確認している限りではMemory Forestの43msが最も近いので、少なくともそれぐらいは離すといいと思います。

アークを親指で取った場合にその後が取れない配置は置くことができない
具体的にどんな配置がダメなのかというと、例えば画像のような配置です。
ただし、アークを人差し指で取るような誘導があれば問題ないです。
よくあるミスなので想定運指を考えながら作りましょう。

・アークやトレースの途中でtimingを使うことができない
例えばtiming 0 ~ 1000までのアークがあるとして、timing 500でBPMや拍子を変えることができないということです。
この場合アークをtiming 0 ~ 500と、500 ~ 1000に分割すればokです。
ただこれはArcaeaのアプリ内でアークの表示がバグらないようにする為らしいので、面倒なら多少無視してもいいと思います(特に拍子変更を跨ぐアークなんて見てもほぼ分からないですしね)。

3. Past


・トレースとスカイを置くことができない
Pastではトレースを置くことができません。
スカイはトレースの上に置く必要があるので、置くことができません。

・アークの高さはy=1.00固定
y=1.00はskyinputラインの高さのことです。
Pastではアークの高さを下げることはできません。

・青アークの始点は (0.00,1.00)、赤アークの始点は (1.00,100) 固定
簡単に言うと青アークは左上、赤アークは右上から始める必要があるということです。
例外:Arcahv, HIVEMIND

4. Present


timinggroupを使うことができない
ちなみにPresentで使えないものは当然Pastでも使えません。

Presentのレギュレーションは情報が少なすぎて書けることが全然無いんですが、ほぼFutureと同じだと思うので、詳しくはFutureのレギュレーションを読んでください。

5. Future


y=1.00のアークの範囲は  0.00x1.00
y=0.00のアークの範囲は -0.50x1.50
y=1.00のトレースの範囲は -0.50x1.50
文字だと分かりづらいので、この説明によく使われる画像を貼ります。
Futureではアークを緑の台形の範囲に収める必要があります。
ただし、sisoやsosiタイプのアークを使った時に、アークの途中でこの範囲からはみ出してしまうのは問題ありません。
また、トレースは赤も含む長方形の範囲に加え、下限はy=-0.20の高さまで置くことができます。
例外:Red and Blue

(0.00,1.00)  (1.00,1.00) 以外が始点のアークはトレースから繋がっている必要がある
簡単に言うとトレースから繋がなくていいのは、始点が左上か右上のアークだけということです。
アークを低い位置から始める場合や、真ん中から始める場合にはトレースから繋げましょう。
ただし、トレースから繋がなくてもいいパターンが2つあるので紹介します。
下記の2パターンにも該当しない例外:Ether Strike, Head BONK ache, Lazy Addiction (他にもあるかも)

パターン1. アークが途中から増える場合
アークが1本から2本に増える場合は、増えたアークの為にトレースを用意する必要はありません。

パターン2. アークが細切れの場合
アークが細切れの場合、アークの間をトレースで繋ぐ必要はありません。

timinggroupを使うことができる
Future以降はtiminggroupを使うことができます。

6. Beyond


・アークはトレースから繋がっている必要がない

y=1.00のアークの範囲は  -0.25x1.25
y-0.20の全ての範囲にトレースを置くことができる
アークの肩幅が広くなります。
トレースは横と上の範囲制限が無くなります。

・アークの始点にタップやスカイを置くことができる
アークの始点にスカイを置く場合は、アークとは別にトレースを置いて、その上にスカイを置く必要があります。

・ホールドの上にアークを置くことができる
アークとホールドを1本指で取る想定の配置です。

・赤と青のアークを重ねることができる
始点や終点などの一瞬の重なりではなく、完全に同じ位置に同じ形で2色のアークを置く配置です。
ちなみに完全に重ねなくても、触れてさえいれば同じように判定が緩くなるので、Futureでも似たようなことはできます。

7. Future ?


エイプリルフール譜面の難易度です。
Future ? ではBeyondを基準として違いを書いていきます。

・アークの始点にタップやスカイを置くことはできない
BeyondでできてFuture ? でできないのはこれだけです。

y0.00の全ての範囲にアークを置くことができる
アークやスカイの範囲に制限はありませんが、叩けない位置に置くことはできません。

・長さ0のアークを置くことができる
Ignotus AfterburnやRed and Blue and Greenにある横向きのアークです。
長さが0のアークにはコンボが発生しないので完全に飾りです。

5点押しまで置くことができる
想定運指の段階で中指を使う配置というのは今のところRed and Blue and Greenの5点押しだけです。

・判定のあるhidegroupを使うことができる
hidegroupというのはノーツの見た目を消すscenecontrolで、見えないノーツは叩けないので基本的に判定を消すnoinputと併用されます。
しかしMistempered Maliganceでは、noinputを使わないことで両手で同じ色のアークを取っても赤くならないギミックを実現しています。
具体的には画像の位置などです。

cameraを使うことができる
Future ? の醍醐味であるカメラワークです。
使い方はcameraの使い方という記事が別にあるのでそちらを読んでください。

angleを使うことができる
Mistempered Maliganceで登場した、ノーツを縦や横に動かせるギミックです。
使い方を解説した記事は無いので、Arcaea Fanmadeのコミュニティで質問してください。

・緑アークを使うことができる(?)
Future ? のレギュレーションではなく、Red and Blue and Green限定の可能性があります。

8. 最後に


ここまでレギュレーションについて書いてきましたが、これを守っていない譜面が受け入れられないという事は全くないです。
むしろ好きなように作れるのが創作譜面の楽しみですから、縛られ過ぎないようにしてくださいね。
また、この記事の内容や追加のレギュレーションに関する情報は、下記のDiscordサーバーで常時募集しています。

Arcaea Fanmade日本語鯖(Discord
https://bit.ly/3cq7vwe

記:なーど

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