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新聞小説

少し告知が遅くなりましたが「週刊YOMOっと静岡」で連載開始する倉田タカシさんの新聞連載小説「ドーナツの宇宙駅」の挿絵を担当することになりました。
9月11日より連載が始まっていまして小中学生向けのちょっと近未来のSF小説です。
告知の図像がこちらになります。

現在少しずつ絵を描き溜めていますが、新しいゲラが届くのがとても楽しみな話です。
届いたゲラを読みながら思いつくまま色々ザーッと鉛筆でラフを起こすのが楽しくて、普段あまり使わない水彩絵具で仕事をするのもとても新鮮で面白いです。
倉田さんの書くストーリーは毎回色々なイメージを想起させるような内容なのでこちらもどうやって絵に起こそうか悩むところですがそれが楽しくもあります。

告知の図像以外はネット上で見せることができないのが残念ですがご覧になれる機会のある方がいたら是非読んでいただきたいです。

小中学生がこの話を読んで絵を見てどう感じるのかがとても気になるところです。

新聞連載小説というものをきちんと読んだことはないけど、パラパラと新聞を見ている時に目に入ってくることはよくあって実家にいた頃に朝日新聞に連載されていた「銀座のカラス」という小説がタイトルと挿絵が今もなんとなく印象に残ってる。
挿絵も細かい部分はすっかり忘れたけど鉛筆で描いたようなサラッとした風景がタイトルと合ってるような印象だった。

これを書いてる途中でちょっと気になって検索したら銀座のカラスは椎名誠の作品で挿絵は沢野ひとしだということがわかった。

いい機会だから今度読んでみようと思う。

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