最初
人力舎のお笑い芸人、岡野陽一さんの第一回単独公演「岡野博覧会」のメインビジュアルのご依頼をいただきイラストを描きました。
前に上田啓太さんの「人は2000連休を与えられるとどうなるのか?」の挿画を描いたが、立て続けに誰かの最初に立ち会うような絵を描いている。
上田さんの初めての著書、岡野さんの初めての単独公演。
他人の初めての門出に立ち会うような絵を描く依頼というのは意識すると緊張する感じがある。
でも構え過ぎると良くないのであまり意識せずに進める。
最近は仕事のラフやモノクロのペン画をずっと描いていたので、久しぶりにコラージュや水彩、カラーペン、アクリル、オイルパステル、と画材を沢山使ってアナログ三昧したので作業量は多かったけど描いてる間は楽しくあまり疲れる感じがしなかった。
一枚描くとまたこういう絵を沢山描きたい衝動に駆られる。すぐには取り掛かれないけどこの後何枚もアイデアラフは出てきたのでいずれシリーズで描こうと思う。
このやり方の楽しいところは「いくらでも失敗できる」ところで失敗したらその上からまた紙を貼って描き足してというふうにアドリブが効く。
失敗して直した分だけ画面の空気の密度は上がり予期せぬ効果が生まれたりもする。
次はもう少し大きい絵を描きたい。
岡野陽一さんの単独公演の情報はこちらになります。
岡野陽一単独公演開催決定!
第1回単独公演「岡野博覧会」
作・出演:岡野陽一
公演日:2022年7月8日(金) 9日(土)
会場:草月ホール(赤坂7-2-21)
詳細はこちら
https://t.co/o9sAXXPBbP
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