【S35シングル最終66位】崩壊バドザシイベル
【はじめに】
シーズン35および剣盾ランクマ3年間お疲れ様でした。
今シーズンは前シーズンに引き続き最終2桁順位を取ることができました!
剣盾でのランクマはもうありませんが8世代の締めくくりとして使用構築を簡単ではありますがご紹介致します。
【使用構築・結果】
【構築経緯】
S34で自分が使っていた構築をベースに、他の上位勢のレンタルパーティや調整を取り入れて色々な構築を試していくことから始めた。
前回シーズンの結果からルギア、ホウオウナットの増加やルギア対策にBW禁伝系統が序盤から中盤にかけて増加の傾向があった。
※以下前シーズン使用構築記事リンク
特に増えたルギア対策の展開としては壁バド+弱点保険ゼクロムが多くなり、ただ地面タイプで殴るだけでは却って起点になってしまうことから対策に苦慮することになった。
そこでゼクロムを殴るのではなく、流すことを意識してアッキカバルドンやオボングラードンを試したが、どれも同じくルギア対策枠のWキュレムなどが重くなってしまう問題が発生した。
そこで無理に対策するよりも構築の展開の幅を増やす方向にシフトし、従来のザシアンorダイナ+クッション+物理イベルのスタン系の選出とは別に初手投げが安定するバドを対面駒として採用した。
地面枠で上記バドレックスの行動を安定化を目的に選出誘導の意味を込めてグラードンを採用した。なおダイマ枠が物理イベルしかいなかったのでダイマして強い型であるチョッキ型を採用した。
※黒バドの単体記事及びグラードンの選出誘導について詳しくは以下の記事を参照
むしろこっちの記事を見て欲しい
【調整】
最強の初手選出ポケモン。
対面性能は素早さと火力からかなり強いが
その強さからHDザシアンなどの調整対象先となってしまい対策されてしまいがち。
しかし対面で勝てない相手でも後続に繋がる仕事をすることを意識した技構成としており、自信が全抜きするよりも味方のアシストをする役割。本構築のイニエスタ。
本構築のクッション担当
ザシアンに弱いポケモンを初手に選出するときの引き先であり不利対面を振り出しに戻すどころか相手に麻痺を撒いて再展開のきっかけを作る化け物。
今シーズンは前シーズンに比べてメタが多かったがそれでも耐久力が高すぎた。本構築のセルヒオ・ブスケツ。
火力の化け物。
特殊より物理のアタッカーが環境的に多く物理読みをされることも多かったがそれでも破壊力は凄まじかった。
S+1でもザシアン対面で被害は甚大になるのだけ欠点だが、麻痺になっても無理やり不意討ちで削りを入れられるのも偉かった。
なお、物理珠イベルは追い風の採用が流行していたため不意討ちの警戒が薄く、追い風下のメガネカイオーガが意気揚々と潮吹きを放ってきても逆にHPを大きく削り機能停止にしていた。本構築のルイス・スアレス。
前シーズンに引き続き続投。
初手ダイマホウオウがかなり増加していたことからホウオウ入りの構築にはまず初手に投げていた。
珠ホウオウ以外にも初手に投げやすいらしくよく対面して居座られたので本当に多くのホウオウを打ち落とした大砲。
メテビが当たれば即勝ちになる場面も多く、奇襲性能が高いため投げた試合は非常に活躍してくれた。本構築のロベルト・カルロス。
調整意図は構築記事から丸パクリしたため不明。電気の一貫切りと選出誘導として採用。ほぼ投げなかったが浮いてるポケモンがいない等あまりにも刺さってる構築に投げた。物理イベルの火力に慣れすぎてしまったせいで低火力に感じるけど比較対象がおかしいだけでグラードンに罪はない。本構築のダニエウ・アウヴェス。
ひたすら強い犬。
調整は前シーズンと同じだが技構成を変更した。
最終日まではインファイトを採用していたが、バドレックスの採用によりディアルガとネクロズマがそんなに重くなかったことと身代わりで眼鏡オーガのダイマを枯らした後に撃ったが若干火力が足りなかったためじゃれつくに変更した。
ワイルドボルトでもよかったがどっちも欲しい場面はあったのでお好みだと思う。
ザシアンの身代わりは初手に使用する身代わりではなく、こちらのイベルのダイマ2ターン目から相手の珠イベルがダイマしてきた際に、追い風媒体のダイウォールを挟まれると落とし切れずにこちらのイベルが倒れるため、相手のイベルの追い風に合わせて身代わりを張り、イベルを石化で落とすとラス1のポケモンとの対面で追い風枯れるまで身代わりできたり身代わりを盾に対面に打ち勝つ等の利点がある。本構築のメッシ。
【おわりに】
今シーズンは環境も進み中盤は勝ちきれない場面も多くあったので最終二桁はやや諦めてましたがバドレックスの技構成を思い付いた途端に一気に勝率をあげることができました。
対戦環境に参加してから約1年間が立ちましたがなんとか最後のルールで結果を残すことができてよかったです。
このルールは正直糞ルールではありますが、いままでの対戦環境とは別物になっていたため、『新しい環境で構築を組む力』や『環境を読む力』は次世代環境でも活かせるのではないかと思います。
9世代のランクマではすぐに育成環境を準備できるのか怪しいところではありますが、変わらずマイペースに頑張っていこうと思います。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。
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