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【S34シングル最終72位】破壊イベダイナルギア【最高1992最終1979】

【ご挨拶】
ランクマS34お疲れさまでした!
8世代最後のルールとして始まった新環境で最終二桁順位の成績を収めることができました。
拙い文章ではありますが構築記事としてまとめたので最後まで見て頂けると幸いです。


【結果】



①ねるも 最高1917/最終1791
②ねるも 最高1899/最終1788
③NoiseMaker 最高1992/最終1893
④ソード 最高1979/最終1979

【構築経緯】
伝説2体ルールに続き、今シーズンより始まった伝説•幻制限なし環境で構築を組むにあたって、今までと違いパワーの高いポケモンが多く環境に存在していることから対面構築が最も伝説ポケモンたちのポテンシャルを引き出せると思い構築を組み始めた。
全体的なパワーが高いことから今までのルールのように特定のポケモンに対して特化した対策をパーティに仕込めないため、今までの環境より遥かに通りが良くなった物理珠イベルタルを軸にすることにし、伝説2体環境でも結果を出した物理イベルタルの並びとしてS31最終45位のありげいつさんの構築記事を参考にした。
※前ルールの時に使っていたチョッキパルキアの調整も参考にさせて頂いており、いつも自分が組みたい構築のヒントがあるので普段から参考にしてます。



ここで使われているムゲンダイナは最速かつ身代わりを採用しており、初手に電磁波で起点作成してくるポケモンやダイジェットを持たないダイマアタッカーに刺さっていたのでそのまま丸パクりした。サイクル適正のあるリフレクやコスパダイナが環境に多いこともあり、メテビがあまり警戒されることもなかった。

また上記2匹ではザシアンに不利をとるため、クッションとしてHBゴツメルギアを採用した。
ヌオーやラッキーとは違い、種族値とマルスケにより様々なポケモンの攻撃を一回は必ず受けることができる+電磁波による切り返し、吹き飛ばしによる積み起点の回避等クッションとしては対応範囲が広く便利な性能であった。

ステロを展開されるとルギアの機能停止やイベルタルへのダメージがキツいため、襷ランド対策に氷の牙電光石火ザシアンを採用した。

ゼクロムに一度展開されると上記4匹では止めることが出来ないため、スカーフランドを採用した。裏から出てくるランドはスカーフの警戒も薄く、ゼクロムの竜舞に後投げからでも仕事が出来る点やバドレックス、ザシアン、ムゲンダイナのような非ダイマでポテンシャルを発揮できるポケモンに大きく負荷を掛けることができる点等、使ってみたらかなり偉かった。

最後に相手のカイオーガやグラードン、ホウオウ等をあまりにも舐めすぎなのでチョッキオーガを採用し構築が完成した。

【個体解説】
①イベルタル 命の珠

意地っ張り A252 B4 S252

陽気だとダイマ時の火力が足りなかったり不意打ちのリーチを伸ばしたかったためA特化で採用。
ダイジェットで加速しながら目の前のポケモンを突破し、物理なので雨下でもザシアンと殴り合えた。
先発のポケモンが対面で殴り負けても不意打ちで縛れたり、イカサマでネクロを切り返したりと器用な立ち回りもできるため、雨下でザシアンになにも出来ない特殊イベルより遥かに使いやすかった。


②ムゲンダイナ パワフルハーブ

臆病 C252 S252 B4

学生時代の留学生に頼んでシリアルを手に入れてもらった色ダイナ。
身代わりによる電磁波対策を取ることができたりこの型の警戒が薄かったため初手のイベルやホウオウが様子見で非ダイマで突っ張ってくれたりしたため、メテビで破壊しながら火力を上げれるイージーウィン製造機となっていた。
初手出し性能が非常に高く、相手の初手に出てきやすいムゲンダイナ、カイオーガ、ザシアン、ホウオウ、ディアルガ、グラードン等のポケモンにある程度仕事が出来る点や特性発動順による型の確認など火力以上の強さがあった。

③ルギア ゴツゴツメット

図太い H252 B252 D4

耐久力の化け物。ザシアンに後投げして雑に削った。ワイルドボルト持ちでも三回はゴツメに触る必要があり反動も含めて簡単に不意打ち圏内まで削ってくれる
イベル展開されても死に出しから電磁波で切り返したり、環境に多かったラスカゼルネのジオコンダイフェアリーがマルスケ自己再生で受かってしまうため受けきってから吹き飛ばしたりすることができる。前シーズンまでラッキーと肩を並べるほど使われてイライラするポケモンであったが今シーズンはめちゃめちゃ救われた。
電磁波に受け出してくる地面への打点となる冷凍ビームワンウェポンで採用。

④ザシアン 朽ちたけん

意地っ張り H188 A236 S84

対面最強ポケモン。
調整意図はきょじゅうせっかをほぼ耐えるHPが欲しかったため個人的に許容できるギリギリまでHPを抑え、相手へ大きく負荷を掛けるため特化レベルの火力を確保し、意地っ張りザシアンミラーで速く行動したいため、残りはSに振った。
コンセプトのステロ撒かせたくないザシアンのため氷の牙、電光石火
パーティ単位でディアルガが重く、ラッキーの顔面にワンパンいれて破壊して欲しかったためインファイトで採用した。

⑤ランドロス 拘りスカーフ

陽気 A252 S252 H4

普通のスカーフランド
S+1ゼクロム対面、相手視点ゼクロムダイマするかもう一度竜舞を積むかの択になるがこちらから一方的に殴ることができる。
環境の襷以外のランドは珠かゴツメが多く、イベルで珠見せてるとだいたいHBで読まれるため、HPに余裕があるゼクロムはもう一度竜舞を積んでくることが多かったため、無償で突破することも多かった。
初手のダイナと相手のザシアンの対面で基本的にどの型のザシアンにもダイナが負けるが火炎放射で削ったあとに後投げすれば逆に相手のザシアンをこちら視点で縛ることができる。

⑥カイオーガ 突撃チョッキ

ひかえめ H76 C236 S180

よくあり振れたチョッキオーガの調整からCを削りSに回して同じような調整のカイオーガの上から攻撃できるようにしたが、カイオーガミラー自体発生してないので調整自体は微妙かも
ほぼ選出機会はなかったがたまにチョッキオーガどうしてるん?って構築に当たったときに投げてた。

【基本選出】
ムゲンダイナorザシアン+ルギア+イベルタル
ゼクロム入りには
ムゲンダイナorザシアン+ランドロス+イベルタル

常に初手の出し負けを切り返す選出を意識していた。

【おわりに】
最後まで閲覧頂きましてありがとうございます。
今シーズンは始めて最終二桁で終わることができたシーズンとなり、過去の最高順位が101位と非常に悔しい経験をしていたため満足しております。

これからも二桁順位やレート2000を目標に頑張っていきたいと思います。

記事の掲載許可を頂いたありげいつさんや、刺激をくれた二桁を目指す窓の皆さん、対戦相手の皆さんありがとうございました。



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